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リクルートのシリコンバレー研修に行ってきました。

上の写真はスタンフォード大学にて



こんにちは、みずたにです。

先日、人生で2回目のシリコンバレー研修へ行ってきました。

まさか、学生生活中に2回もシリコンバレーへ行くことができるなんて思ってもいませんでした。今回もとても濃い経験をすることができました。

お世話になった関係者の皆様、本当にありがとうございました。


ここから個人的な内容、長文になります。

最初にお伝えすると、ここから長いです。頑張ってまとめてこの長さになりました。ためになることが書かれていたり、面白いと思われたりする内容でもないので興味がなければすっ飛ばしていただいて構いません。

※ただ僕個人が感じた思いを正直に書いています。何か不都合があったりしたら教えて頂けると幸いです。




【きっかけ】


今回参加させていただいたのは、昨年の夏に開催されたリクルートホールディングス・サマーインターン優勝特典のシリコンバレー研修です。

自分が参加したのはサービスプランナーというコースで、インターンの時期は8月末~9月頭でした。

その時にチームで企画を考えて、発表して、そして優勝しました。

チームメンバーはみんな個性豊かでした。ワークはなかなか上手く進まなくて、悩んで失敗の繰り返し、とにかく反省が多いインターンでした。

発表の時、自分は後ろのほうで突っ立って発表している子に「(がんばれ)」と全力で無言エールを送る役でした。

圧倒的当事者意識の低さを露呈してしまいました。今あの場に戻ることができるなら思い切り一発ぶん殴ってやりたいです。

なので今回のシリコンバレー研修に行けたのは、完全にチームメンバーとメンター様のおかげです。ありがとうございました!




【1回目から2回目までの間にしたこと】


《前回のシリコンバレー投稿》

2回目なので1回目の反省(英語ができなくて辛かった)を克服しようと思い、以下のことを試みました。


・1ヶ月英語を毎日1時間聴く

・中学時の英語の教科書の文章をとりあえず覚える


結果、やってみてよかったです。本当に付け刃感半端なかったですが、こんなんで英語が全く話せない状態から、初めての方に片言で話しかけることができるレベルまではなんとかいけました。

ちなみにその方とは、会話中そこそこ仲良くなれたと思っていたのですが「自分タバコは吸わないんですよ~」という発言後、突如怒られ、振られました。色々とまだまだでした。精進します。

少し勉強した結果、英語力というよりは度胸がつきました。「あれ、自分、案外英語喋れるんじゃ…?」という凄まじい勘違いのおかげで積極的にコミュニケーションをとろうと思えました。

「勘違いって強い」と思いました。

実はこの気づきが今回一番嬉しかったです。

英語に加えて、他にも自分が今回の研修でどんなことを知りたいか、聞いた後にどうしたいかを事前に決めていったこともあり、気づけることが多くありました。




【出発当日】


集合は羽田空港でした。同じチームのメンバーとはインターンぶりだったので懐かしかったです。お互いの近況報告的なこととかしました。

一緒に行くメンバーは2チームの学生8人(インターンはAタームとBタームの2回あったので)と社員の方3人の計11人でした。

初めて出会う学生を見渡すと、なんか凄い柄の足袋の子がいて「この子、頼もしいな。いざというときに盾として使おう」と思いました。




【現地で学んだこと】

※膨大にあるので、その中でも幾つかピックアップして書きます。


GoogleHQに行きました。ランチ(無料で美味しくてめっちゃ種類豊富)を食べました。

Googleで働く3人の日本人の方とお会いしました。

席に座ると同時に「なんだか聞き覚えのある声だな…」と思い、前を向くと、僕が愛聴しているRebuild.fmによく出ていらっしゃるhakさんが居ました。実際に声だけしか聞いたことがなかったので半信半疑で「あの…すいません、もしかしてhakさんでしょうか?Rebuildの?」と聞くと「あ〜うんそうだよ〜。お世話になってます〜」と。非常に律儀な方で、話は面白く、凄い方でした。

Googleの「社内スタートアップやってもいいよ、新規事業やってもいいよ、資金は渡すよ。でもサポートはしないよ」 という社内文化は素直に凄いと思いました(小並感)

マーケティングを担当されている方の「働き先をGoogleに決めたのは、ここに居る人といっしょに働いたら気持ちよさそうだな、と思ったからなんだよね〜」という発言で「Googleで働く人たちも人間なんだな」と感じることができました。

Google社員が徹底している「期待以上の成果を毎回目指し続ける姿勢」の話を聞いている最中は「自分まだまだできることが多いな、がんばろう」と強く思いました。


シリコンバレーから最新プロダクト・サービスの「体験動画」を伝える動画メディア#LYVEを運営する方とお会いしました。

話の中でも特に印象的だったのが、「みんながやらないからといって『やらない』は理由にはならない」という言葉です。

他にも「1年で人生は大きく変わる」という言葉、自分もこの1年で見える世界、景色が変わったと実感しているので非常に共感できました。

話を聞いている中で、結局は「やったか、やらなかったか」の違いだなとも思いました。

自分自身を振り返る良い機会にもなりましたし、同時に自分はまだ何もできていないと改めて気づくことができました。濃い時間でした。


リクルートの投資家部門の方とお会いしました。

昔どこかのサイトで「アメリカは合理主義な国だ」という記事を読みましたが、実際に話を聞いてみるとアメリカは想像以上に合理主義な国でした。

「確かに人をどんどん紹介しあう文化はあるけど、下手な紹介をすると自分の価値が下がるので慎重に真剣に自分が紹介する人物は考える」

今までアメリカは「オープン」な環境だと思っていたのですが、どちらかというと、互いにフェアであることを気にする、ある意味「ドライ」な環境なんじゃないかと感じました。

また日本では何事も「一緒にやる前に判断する」けれども、アメリカでは「一回やってみて考える(失敗した場合の取り返しはこっちの方が難しい) 」 という話は興味深かったです。

投資家視点で見た数々のスタートアップ企業に関する話は自分にとって新鮮でした。


movotoという中古不動産情報サイトを運営する企業の方とお会いしました。

「アメリカでは70%の人が平均7回家を買い換える」という話には驚きました。調べてみると日本が平均2〜3回らしいので2倍以上。

これを聞いて、海外で流行っているサービスをそのまんま日本に導入してもなかなかうまくいかない理由が少し分かりました。文化や国民性ってこういうことかと。

また印象的だった話は「環境が変化する中で大事なことは、どんな状況であっても複数枚カードを持っていて、それがいつでも出せる状態で居続けられるか」というものです。

自分自身を振り返ってみると、常に手札には1枚しかカードがなく、出しては新しいカードを模索する日々…。危機に直面してから初めて打開策を思考する自分には刺さる話でした。

また、後発事業がどのように先発事業に食らいついていくか、実際に最前線で経験されている方の話は個人的にめちゃくちゃ魅力的でした。かっこよかったです。

※Googleの敷地内に置いてあった複数人で漕ぐ乗り物です。簡単に鍵が外せました。最初操作方法が分かりませんでした。試行錯誤の末、ようやく動き出したと思ったら受付の女性に止められました。




【これからどうしていくか】


学んだだけでは意味はなく、学びをどうやって日々の行動に繋げるか。

…なんて意識高いことを思っていても特に何も変わらないので、とにかく行動します。

結局ぐだぐだ考えていてもそれ自体に意味はなく、少しでもやった人が得をする世界なんだと感じました。

出発前に色々と悩んでいて「いやー、これからどうするかなー」と思っていたのが、帰ってきた頃には「あんまり考えても意味なさそうだし他人の目は気にせず、自由にやろう。その代わり今まで以上に自分の発言と行動には責任を持とう」と、そんな感じに、果たしてポジティブな方向なのかはわかりませんが、明らかに変わりました。




【さいごに】


リクルートホールディングスの皆様にはインターンと今回の研修、面談を通して、経験と学びのサイクルをこれでもかってくらい教えていただきました。


インターン中に企画の面白さと沖縄の素晴らしさを教えてくださったけんしろうさん。

研修中ホテルの部屋が一緒で、真面目な話もそうではない話も真剣にしてくださったぶんぶんさん。

インターン前、僕のよくわからない質問に対してものすごく温かい長文の回答をしてくださった土橋さん。

インターン、研修、面談において「みずやんはどうしたいの?」「じゃあどうすればいいと思う?」と自分で考える重要性をいつも教えてくださったゆたかさん。

研修中に忘れかけていた考え方の基礎だったり見方を教えてくださったり、夜中に営業時代の熱い話をしてくださったくりりんさん。

現地でお会いして素晴らしい学びを与えてくださった企業の皆様。

インターン中に企画を考えたメンバー、一緒に研修を受けたメンバー。

そして、インターンおよび研修の企画をしてくださったリクルートホールディングスの皆様。

多くの方のおかげで今回の素晴らしい学びの機会を得ることができました。本当にありがとうございました。


リクルートホールディングスのインターンは、僕が参加したインターンの中でダントツ学びと気付きが1番多かったインターンです。

「挑戦すればするほどフィードバックが貰える、逆に挑戦しないと勿体無い」と毎日感じることができたインターンです。


研修前「就活を既に終えていてリクルートには行かない自分が本当に行っていいのだろうか」という葛藤がありました。相談すると「研修は参加してよ!是非学んできてよ!あと、どこに行っても応援してるから!」と声をかけてくれました。あのとき、ものすごく嬉しかったです。研修に行けてよかったです。


リクルートは、働く人が本当に温かい、懐が広すぎる方がとても多い会社です。挑戦すれば助けてくれる人が必ず居る環境を持つ会社だと、インターンや研修や面談を通して強く感じました。自分が大好きな会社のひとつです。




【さいごに】


そんな感じで僕のシリコンバレー研修(2回目)は終わりました。日本に帰ってきて数日、失敗ばかりの日々は相変わらず続いています。

でも少しだけ全ての事が研修に行く前よりも楽しいです。

これから将来どうなりたいとか、一生をかけて成し遂げたいことはまだまだ分かりません。

しかし、とにかく前のめって、その瞬間瞬間「楽しい!」と思えることをし続けていきたいです。

いつだって「今めちゃくちゃ楽しいです!」と言い続けられるように。


本当に良い機会でした。がんばるぞー。


おしまい

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