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【ナミビア】3泊4日ロードトリップ - 砂漠は美しかった

前回の準備編に引き続き、今回は実際のロードトリップ編。
事前の準備はある程度上手く行き、ついにナミビアロードトリップへと向かう。
今回はザンビアで会った姉さん(仮称)とヒゲくん(仮称)、ナミビアで合流した先生(仮称)と私の4人でのロードトリップである。


レンタカーゲット

まずは宿をチェックアウトして、予約していたレンタカー会社Namibia2Goへと向かう。
ウィントフックはYangoアプリが使えるので移動が楽ちん。

想像以上に立派だったレンタカー会社

レンタカー会社に着くと、まずは無料コーヒーのサービス。
コーヒーを飲んでいるとスタッフの男が予約名を聞いてきたので名前を答える。
「同僚が案内するから」とか言われたので待っていたのだが、5分ほど待ってもなんの案内もない。

痺れを切らした同行者の姉さんがオフィス内に再度確認に。
そんな話聞いてないという感じだったらしい。。
少しすると注意事項の確認などがしっかりとされて、書類に署名。

更に少し待ち、また新たな人が現れ、今度は車の確認へと移る。
しかし、探せど探せど我々の車が見つからないらしい。
またもや待ち時間へと戻る。

30分くらいたった頃だろうか、再度案内があり、
「車見つかったから、これから点検するね。40分くらいかかるかな」とのこと。
まぁ仕方がないと思い、無料コーヒーをすすりながら待つ。

しかし1時間経ってもまだ車の案内が無い。
再度痺れを切らす姉さん。オフィスに怒鳴り込む。
「40分で終わるとか言ってたけど、40分前にその40分になっている」とか言ったらしい。

さすがにまずいと思ったのか、少し動きが慌ただしくなるオフィス。
偉そうな人が出てきて、結局はレンタカー料金の15%をリファンドすることでどうかという提案を受けた。

姉さん様々でかなりのディスカウントをいただくことができた。
こういうときにどれだけ強く相手に言えるかは重要。

程なくして車の準備もできたようで、装備の説明を受ける。
これも丁寧すぎる程丁寧で、30分くらいかかったような気がする。

説明を受けるドライバーたち

8時位に着いたが、結局出発できたのは10時30分くらいだった。

本日の食材をスーパーで補充して、ロードトリップのスタートだ。

セスリエムへ

初日の目的地はセスリエム。
少し出発が遅くなった分休憩もそこそこに車は走り続ける。
と言っても私は国際免許証を持っていないため、運転手はヒゲくんと先生に任せきり。
頑張って運転していただいたお二人には本当に感謝。

オフロードをひたすら走る

道中野生動物も普通にいてテンションが上がる。

野生のキリンに出会う

運転手頑張りもあって、セスリエムには16:00くらいには着いたと思う。
この日はセスリエムキャンプサイトにチェックインしたうえでさらにもう少しすすみ、DUNE45まで訪れる。

DUNE45は有名な砂丘であり、夕日に照らされると丘の境目で美しいコントラストの風景が見られるらしい。

ということでセスリエムキャンプサイトからはさらに30~40分程進む。
道路はきっちりと整備されているが、その両脇には想像を越える砂漠が広がっている。
期待値が上がりながら、車はDUNE45へとたどり着く。

ありがとうドライバー(写真は助手席だけど)

そしてDUNE45も想像以上に大きい。そしてコントラストもすごい。

デカーて感じ

とりあえず登ってみる。

足を取られる。疲れる。息が切れる。
でも上から見る砂漠は息を飲むほどに美しかった。

日が沈んでいく
奥のお姉さんにいっぱい写真撮ってもらった
この構図は結構好き

デッドフレイへ

次の日の朝、デッドフレイへと向かう。
デッドフレイにはゴールデンタイムが存在し、これは日の出から30分後から1時間後くらいに訪れる。

デッドフレイは砂丘の間に存在しており、デッドフレイ本体は日陰になっているが、その背景となる砂丘には光が当たっている時間帯が、木と砂丘のコントラストで素晴らしい写真が取れる時間となるらしい。

セスリエムキャンプサイトからデッドフレイまでは車で1時間程度かかるので、日の出1時間前くらいにはキャンプサイトを出発しなければならないことになる。
朝は早いがこれも観光のためである。眠い体に鞭打ちながらキャンプ設備を片付ける。

デッドフレイ方面に向かうゲートの開場は6:15(これは時期によって異なるらしい)。
我々は6時過ぎには入場の列に並び始めた。

真っ暗の中ゲート前に並ぶ

ゲートが開いてしまえば後は1時間かけてデッドフレイまで向かうのみ。
最初は暗くて何も見えないが、段々と明るくなってくる砂漠。なかなか気分がいい。

デッドフレイが近くなると、4WDでしか入れない道路へと切り替わる。
4WDではない人は、ここからシャトルバスが使えるらしい。けっこう高いけど。

さすがの道路で、かなりのガタガタ。人生で一番レベルに上下運動したように思う。
10分程度未舗装道路を走ると、大きめの駐車場にたどり着く。

そこからはあまり看板がなくてどのように行けば良いのかわからなかったので、前を歩いている人に着いて行く。

朝が明けていく
なんか広大さがわかる

が、この人たちも正確な場所はわからないらしい。結果、早朝から砂丘を登ったり下ったりと少し大変な思いをしながらなんとかデッドフレイを見つける。

もし、砂丘の上から日の出やデッドフレイ全景を見る必要が無いのであれば、下画像の右側看板のある方向に向かって歩けばなんとなく道っぽいのがある。
そこに向けて歩いていけばデッドフレイへと辿り着くだろう。

右側の看板やら人が歩いている方向に歩いて行けばデッドフレイ
左にある砂丘を登ると日の出がよく見える

日の出までは少し時間があった。同行者はそれぞれが好きな枯れ木を見つけてゴールデンタイムへとスタンバイ。

そして日が出てくる。確かに背景の砂漠のオレンジ色と枯れ木のコントラストがなんだか絶妙に美しい。
実際で見るよりも写真のほうが美しく見えてしまうのは仕方がない。

昔この場所は塩湖になっていて、今は枯れ果ててしまったが木はそのまま風化することなく今もそこに立ち続けているらしい。
死して尚人々を魅了する自然の偉大さたるや感服である。

たっぷりと時間を使ってデッドフレイを鑑賞し、セスリエムを後にした。

その他ロードトリップ

目的は果たしたのでその他大きなことはしていない。
というかみんな結構満足した感じがあって、夜の焼き肉パーティに力を入れていたようなところはある。

小動物を愛でて

小さな中継田舎町
リスっぽい何かがたくさん

フラミンゴを見に行って

結構気持ち悪かった

ナミビアのクラフトブルワリーを訪れて

はい、私の希望です(皆様の同意と思ってます)

たらふく晩ごはんを食べて

テントを設営したら
毎日宴会
自然に包まれたキャンプサイト
黄昏時アゲイン

そんな感じで残りはゆったりしながらロードトリップを終えた。

あとがき

ナミビアのロードトリップは人数が集まらないと高額なためなかなか難しい。
今回は運良くお誘いいただき参加できた。誘ってくれた方々には本当に感謝である。

人気があることも納得で、砂漠の光景であったりその道中であったりは思い出に残るようなものだったと思う。


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