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予防業務はタイパ抜群

今回は『予防業務はタイパ抜群』という話です。
消防士の仕事は警防、救助、救急、予防と様々な業務がありますが、予防業務は時間における費用対効果がめちゃくちゃ高いです。


実は実践経験が1番多い仕事!!


そもそも仕事で一人前になるためにかかせない要件としては何があるでしょうか。
努力?環境?
いろんな考えがあるかと思いますが、これを構成する要素の大部分を占めるものとして「経験」があると思います。
「実践に勝る訓練なし」という言葉もありますが、この実践の数というものは人を成長させる大きな要因の一つだと私は考えています。
では、消防の仕事の中で実践が最も多い業務はどれでしょうか。
救急?救助?
答えは予防です。
予防の実践(現場)と?
笑う方も中にはいるかもしれません。
しかし、予防業務こそ毎日が実践の場なのです!
査察や検査はもちろん
設計屋からの問い合わせの電話
建物新築に伴う打合せ 等々
これらはすべて予防現場の最前線だと私は思います。
そう考えると圧倒的な場数ではないでしょうか。
しかも予防業務は基本的に個人で対応することが多く、個人事業主的な側面が強いです。
つまり、これらの現場を自分が判断しておさめていく必要があるのです。これはいやでも力がつきます。

私は警防業務をしていたころ(1年弱しかいませんでしたが。。)「雑用ばっかで何も仕事してないよな。ただおこられないように消防署で生活しているだけだ。」
というようなことを考えていました。
警防業務を否定するわけではありませんし、警防でも圧倒的な災害対応件数をこなす所属もあると思います。
ただ、私は実践の数という面でいうと予防業務が群を抜いていると考えています。
このような環境下でひたむきかつ強欲にやればとんでもない速さで即戦力になれると思います。
警防で頭角を現わそう(現場で主導権をもって仕事をする)と思えば、早くても5年はかかる。
しかし、予防なら2年いや1年でいけるのではないでしょうか。

予防系消防士になって消防人生をサバイブしよう


消防という組織の中ではその人の「色」というものが重要視されると感じています。
火災・救急・救助・予防とある中で、なにかしら突き抜けるものがあれば、それは消防人生をサバイブしていく上で強みとなります。
その時、予防業務は圧倒的にタイパが良いということを私は言いたいです!
そして、「予防系消防士」(予防業務に特化した消防士)になり消防人生をサバイブしましょう!

予防業務を盛り上げたい


「自発的に予防に来る若手を増やしたい。」
これは私が人生において成し遂げたいことの一つでもあります。
予防業務の魅力を伝え、予防に来る若手を増やし、予防業務の地位を向上させたい。
そのためにも、発信を続けていきます。

とりとめのない感じになりましたが、今日は「予防業務はタイパ抜群」という話から私の願望を書かせていただきました!
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!


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