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チェック、アクション①

聴き合う関係になるためのプラン①に対しての現状、そしてこれからどうしていくのかを述べていく。

プラン①
聴き合う関係ができるように「聴く」とはの掲示物をつくり段階的に聴き合う状態にもっていこうと手立てを打った。


チェック①
しかし、段階的にも初歩なおへそを向けて発表する子どもの方を向くができていない

その原因と考えられることは3つある。


①聴き合うよさを感じていない
聴き合うよさが感じられていないから教員の言うことや黒板、流れをつかんでおけばいいやと考えてしまっているかもしれない。他の子どもの発表を聞いていない。聞こうとしない。

②授業の構成 スピード感
授業の構成上、ある子どもと教員の自分だけでの会話だけで授業が進行可能という現状がある。問題が簡単で聴き合う必要がないと考えてしまっていたり、こちら側が進めなければいけないカリキュラムがあるので、聴き合う関係の素地を作り上げる余裕がないのが原因である。

③教員である自分が聞き入ってしまう
自分がうなずき、あいずちをうち、発表に対してのコメントもするので、他の子どもに言うよりも先生に向かって言えば間違いないなって感じてしまっている。授業の主導権とっている先生に言えばいいやがあると考える。


これらを踏まえたアクション①を考えていく

①受動的より能動的な行動がよいと感じさせる
 自分たちで目標を決めて楽しめていた学習体験があるので、その話題を出し、自分たちだけで授業を作り出していこうという気持ちにさせる。

②枠組みを習慣化
 以前は「問題、一人学び、グループ交流、全体に伝え合い」という構成を意識させていたので復活かせる。どのような時に聴き合いをしたらいいのかメリハリをつけさせ意識化させていく。問題は自分たちで作り上げて自分たちで解決していくよう意識させる。自分も長期で見て聴き合う関係を作り出せるよう意識チェンジをする。

③席の配置を変更
 コロナ対策で全員が前を向く席の配置になっていた。しかし、ガイドラインもコロナ以前のものになってきたので、前3列は中央に席を向けさせ、後ろ3席は前を向くようにさせる。全員が前を向くのではなく、教室の中心を向くようにする。自然と発表する人の方を向きやすい形になった。自分は前ではなくクラスの一員という認識を確認させる。自分の立ち位置は黒板の前ではなく、教室の入り口、見守るというスタンスで立ち位置を考えていく。

③なぜ先生の方を向いて発表するか問いかける
 子どもたちは、「先生が聞いてくれるからついつい先生の方を向いて発表しよう」と考えいると思う。全員で作り上げていくのだから、みんなの方を向いて発表するし、だからこそみんなはおへそを向けて聴こうと気づかせたい。


聴き合う関係のよさを考え、プランを立ててやってきた。実際うまくいっていない。目指すべき目標は立てることができているので、そこまでいくのに壁となっているものは何か、そもそも本当にそれは目標のために越えなければいけない壁なのか、これから壁の精査を細かくやっていけたらと思う。

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