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夢みる・イノべるCafe 第8回活動報告 5月13日開催

イノべる⑧初心者でもわかる投資の大原則

 みなさん、こんにちは。今日は5月13日に開催しましたイノべる⑧について紹介をさせて頂きます。テーマは、3月にイノべるcafeに入会していただいたハヤトさん(Twitterアカウント:@haya49ziliterac)から、国内で長く続くゼロ金利時代で知ってほしい投資の大原則をテーマに講義形式で開催させて頂きました。
 わたしも遡ればリーマンショック以降、財形預金も止めて投資の経験はIPOの銘柄を数件売り買いした程度。銀行と証券、保険の窓口も担当者が異動で変わったりして、どこに相談していいかもよくわからず、これからは、敷居も低い個人資産のアドバイザーみたいのがあってもよいのかと感じていたところです。さて、今回はどんなお話になったでしょうか?

ここが変だよ日本人

  • 日本は先進国で金融リテラシー最下位

  • 資産のうち50%以上は現預金

  • お金は増えないとわかりつつも銀行に預けっぱなし

 長期間に渡るゼロ金利時代に、最近のインフレ傾向に合わせて収入は増えていかない。みなさんもどう資産形成をしていったらよいのか、気になるところですが、そもそも日本人特有の背景が読み取れる国際的な調査結果がありました。日本人の金融リテラシー水準は欧米先進国に比べて世界38位とかなり低い結果となっています。

海外の調査(S&P Global Financial Literacy Survey(2015))から、日本人の金融リテラシーの調査結果について海外との比較を行ってみたい。この調査では141の国と地域における金融リテラシーの水準について調査している。そのなかで、金融リテラシーのある成人の割合は、日本では43%と報告されている。
デンマーク(71%)ノルウェー(71%)スウェーデン(71%)といった北欧諸国において金融リテラシーのある成人の割合が最も高く、次にカナダ(68%)イスラエル(68%)英国(67%)ドイツ(66%)オランダ(66%)といった国々が続く。

米国57%であるなど、先進国における金融リテラシーの水準は、相対的に新興国と比べて高い結果となっている。この調査結果をみると、日本国内における金融リテラシーの水準の世界ランクは38位となっており、残念ながら、他の先進国と比較して決して高いとはいえない状況にある。

このように世界の先進国と比較して低位にとどまっている日本人の金融リテラシー水準が、経済的な豊かさを示す1 人当り名目GDPが、他の先進国と比較して劣後している要因1 つという側面は無視できないだろう(2017年の1 人当り名目GDPの世界ランクは25位)。

本記事は、幸田 博人氏、川北 英隆氏の編著書『金融リテラシー入門[基礎編] 』=きんざい、2021年1月13日刊=の序章(ニッセイ基礎研究所金融研究部主任研究員 福本勇樹著)の中から一部を抜粋・編集

 しかも、昔のような高金利で増えないことがわかりつつも、銀行資産が大多数を占めていて、株式、投資信託、外国預金など、どのような投資方法が適当かも、Webで調べることはできても、なかなかアクションにはつながらい、そんな日本人が多いということだと考えられます。

なぜ資産形成が必要なのか?

  • 老後の生活準備

  • インフレ対策

  • 円安対策

 老後の生活資金はいろいろな計算の仕方があるようですが、65歳から20年間として、年金収入を差し引いて約4,000万の貯蓄がないといけないという試算もあるようです。さらに、世界的不安定でインフレ傾向が続くともっと必要になってくるかもしれません。また国際的な円安傾向も顕著となり、ドル資産へのシフトという対策も必要で、さまざまな要因分析と実行手段が必要になってくるでしょう。

資産運用を続けるための解決策は?

長期ではなく、超長期の平常心を保つ
 インデックス投資の場合には、インフレに負ける期間がどれほど長く続こうとも資産運用を継続する胆力か鈍感力を身に付ける
市場全体には頼らない
 アクティブ・ファンドに投資をする
市場全体には頼らない
 銘柄を選択する

 ちょっと押入れの奥にあった投資の大原則(バートン・マルキール)という本を取り出すと、そのなかには、超シンプルな投資法というまとめがあったので最後にご紹介をさせていただきます。

安定した退職後の生活を送るためにはいくつかのステップがあるが、結構簡単な考え方である。それにはシンプルな投資を繰り返して、一喜一憂しない精神と、周りの意見や雰囲気に流されない気持ちが必要となる。

・若いうちから貯蓄を始めて、定期的に続けること
・会社の福利厚生制度や国の退職に向けての制度を活用すること。税制上の優遇措置が受けられる
・自分に合った資産配分を維持するため年1回見直す機会をつくる
・自分の決めた投資方法を守り、あまり市場の値上がりや値下がりは気にかけない

投資の大原則 バートン・マルキールより
金融商品のリスクとリターン

今後の活動計画

 今後の予定ですが、5月21日16時から、光蔵さんからフリートーク形式にて「私が演劇で学んだこと」をテーマに予定しております。続いて6月は17日の21時から、Kaoriさんより英国留学で感じたこと(予定)というテーマでお写真なども取り入れてお話していただく予定です。詳細が決まりましたら、Twitterのコミュニティのなかでご案内をさせて頂きます。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

本会についてのお問合せ先

 本会について、イノべるthiがありそう、NPO団体などからの問い合わせがありましたら、本ページのコメントあるいは管理人のSNSまでお問い合わせをお待ちしております。

また、本会は前澤友作と一緒に会社を作ろうというコミュニティグループMZDAOのメンバーが主となっています。MZDAOについてのご質問もお受けしております。
今後とも新しい価値新しいルールのイノべるに向けて暖かい目で見守って頂きますと幸いです。ご指導のほどよろしくお願いします。

管理者SNSアカウント
Twitter :@22_tairaplanner
インスタ:@taishikun_mzdao

https://twitter.com/22_tairaplanner/status/1609322389397176320?s=46&t=qWjBbeydiCZigbAxgJaA6Q

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