全セッション紹介4

SaaSway全セッション紹介

ユーザベースグループのFORCASの佐久間です。

日本のSaaS・クラウドサービスを手がける代表企業が一堂に会する、SaaSwayというカンファレンスをやります!(7/24(水)@虎ノ門ヒルズ)

・自社のSaaSを急成長させるヒントを得たい方
・SaaSを活用し、生産性を大幅に向上したい方
・自社のビジネスモデルをSaaSに変革したい方

を対象にしています。今700名を超える方にお申し込みいただいています。
(後日注:最終的に1,200名を超える方にお申し込みいただきました)

SaaSの文化レベルでの理解、SaaSの適切な活用、SaaSへのビジネスモデルの転換を促進し、「日本のSaaS Shiftを加速する」ことを目的にしたカンファレンスです。

↓お申込みはこちらのリンクから↓

Boxのアーロン・レヴィさん、Sansanの富岡さん、モチベーションクラウドの麻野さん、クラウドサインの橘さん、Reproの平田さん、カオナビの佐藤さん、ユーザベースの梅田など、急成長SaaS企業のCEO・経営陣の方が多く登壇します。

また、セールスフォース・ベンチャーズの浅田さん、DNX Venturesの倉林さん、BEENEXTの前田ヒロさんという日本のSaaS急成長にベットしているベンチャーキャピタリストの方もモデレーターとして登場します。

このnoteでは、その全セッションを紹介します!

ちなみに、「クラウドサービス」と「サブスクリプション」という2つの性質を持つサービスとしてSaaSを定義しています。

キーノート:Boxの創業者アーロン・レヴィさん

13時にキーノートがスタートします

キーノートでお迎えするのは、Boxの創業者・CEOのアーロン・レヴィさんです。Boxは、9万5千社以上導入されているグローバルSaaSの代表格。日本のSaaSで同様の水準に達しているものはまだ一つもありません。

大先輩であるアーロン・レヴィさんに、

「SaaSの日本での広がりを加速するためには何が必要か?」
「SaaSを急成長させるために欠かせない企業文化とは何か?」
「SaaSビジネスをスタートする人に最も伝えたいアドバイスは?」

などの質問を、私がストレートにぶつけさせていただきます。

A1:日本発グローバルSaaSをつくるには?

キーノートが終わり、14時20分から2つのセッションが始まります。

ステージAでは「日本発グローバルSaaSをつくるには」というお題で、Sansanの共同創業者であり、グローバル展開を統括する富岡さんと、弊社ユーザベースグループの共同代表の梅田に、世界トップクラスのCVC、セールスフォース・ベンチャーズ日本代表の浅田さんが、

「日本発のグローバルSaaS・サブスクリプション事業をつくるにあたって、今見えている景色と今後の展開」

について切り込みます。

先月上場を果たした、日本のSaaSのトップであるSansan、SPEEDAをアジアに展開し、昨年、米国メディアのQuartzを買収したユーザベース。

日本発グローバルSaaS・サブスクリプション事業に最も近い所にいるであろうお二人に「その挑戦の今」を聞きます。

B1:SaaSをグロースさせるLTV思考とは?

同じ時間に開催されるステージBのテーマは「SaaSをグロースさせるLTV思考」です。

SaaS、サブスクリプションビジネスの本質は顧客との長期的な関係にあり、それは、従来の売上や利益だけでは表せません。解約しない限り、顧客が将来生み出し続ける収益の総和であるLTV(Life Time Value)が、SaaSを定量的に理解するベースとなります。

LTV思考を理解しなければSaaSは理解できない。

「ファイナンス思考」の著者である朝倉さん、LTV思考を体現して急成長を続けるSmartHRの代表取締役宮田さんを迎え、JVRの森アナリストが質問をぶつけます。

米国では、大幅な赤字を出し、上場後も赤字のまま急成長を続けるSaaSがたくさんあります。これはLTV思考では「正」なのか?日本ではなぜその様なSaaSが少ないのか?

米国と日本との違い。その根本にあるLTV思考についての理解が深まるセッションです!

A1とB1は同じ時間帯ですが、SaaSの急成長のリアル、海外展開に興味がある方はA1、まずはしっかりとSaaSの基礎を理論と実践の両面から理解したい、という方にはB1をおすすめします。

A2:SaaSが拓くデータ活用の未来

続いて、15時40分からのセッションに移ります。

ステージAのテーマは「データ活用」。SaaSは「データ活用」のど真ん中にあります。

1つ目に、SaaSの活用により、データの蓄積・加工・分析のコストが大幅に下がったこと。データ活用の民主化とも言えるかもしれません。

2つ目に、SaaS、クラウドサービスの提供により、サービス提供者側に企業をまたいだデータが集積される様になったこと。社では実現できない「集合知」の実現が可能になりました。

時代のど真ん中、SaaSのど真ん中のテーマである「データ活用」。

そのサービス提供者であるReproの代表取締役 平田さん、HRMOS ビジネス開発部長 茂野さん、データ活用実践者であるパナソニックの葉村さん、日本郵便でDM市場の拡大を牽引した鈴木さんを迎え、

データ分析がこれからのビジネスになぜ必要か?
データ分析を実際のビジネスにどう応用していくべきか?

などについて実践的なお話をしていただきます。

B2:今なぜ「エンプロイーエクスペリエンス」を考えるのか

ステージBでは、EX(エンプロイーエクスペリエンス)を取り上げます。

EXは、その企業で働く体験を通して得る、従業員にとっての価値。今、EXこそが企業の競争力の根本になり得る時代。

EXを引き上げるためには、企業が目指す未来であるビジョンの明確化、その達成のために必要な従業員像の明確化、入社後の従業員体験の明確化が必要です。

顧客に価値を届けられないとすぐに解約されるSaaSの世界では、顧客に届ける価値とサービス提供者が目指す価値が一致します。同様に、従業員に届ける価値と企業が目指すビジョンを融合させる、「ウソがない」世界でこそ、高いEXは実現される。

EXを引き上げるためのサービスを提供している、カオナビの副社長、佐藤さんなど、組織デザインに精通した4名の方に、EXについてお話しいただきます。

SaaS時代のデータ活用にご興味をお持ちの方はA2、SaaS時代の組織デザインにご興味をお持ちの方はB2にご参加いただきたいです!

A3:SaaS Shiftによる業界リデザイン

3番目のスロットは17時から始まります。

ステージAのテーマは、「SaaS Shiftによる業界リデザイン」です。

弁護士検索・法律相談ポータルサイトを運営する弁護士ドットコム、組織開発・人材育成コンサルティング事業を手がけるリンクアンドモチベーション。

SaaSと無関係な事業をやっていた2社から、どの様にして、クラウドサイン、モチベーションクラウドという圧倒的な成長を遂げているSaaSプロダクトが生まれたのか。

急成長を遂げる中、既存事業とのコンフリクトはなかったのか。
SaaSプロダクトを出すことで企業文化はどう変わったのか。

クラウドサインを手がける橘さん、モチベーションクラウドを手がける麻野さんに加え、日本がデジタルトランスフォーメーションを実現する上での課題を説く、経済産業省の和泉さん、新規事業開発を多数手がけてきた実績を有するNewsPicksの麻生さんを迎え、企業がビジネスモデルをSaaSに変革する際の課題と可能性を深掘りします!

麻野さんは、先日、チームワーククラウド、コミュニケーションクラウドという新製品を発表されたので、その戦略も聞けるかも。

B3:建設・医療・教育 - SaaSで業界を変革する - 

ステージBのテーマは「SaaSで業界を変革する」。

建設、医療、教育。古い体質で、変革が困難に思えるこれらの業界をSaaSの力で変革しようと挑む起業家がいます。

彼らはなぜ業界を変革するためにSaaSというビジネスモデルを選んだのか。
業界を変革するためにSaaSはどう機能するのか。

そして、世界に目を向ければ、特定の業界のワークフローに特化したSaaSは、バーティカルSaaS、インダストリーSaaSなどと呼ばれ、むしろSaaSのメインストリームになっています。

SaaSスタートアップへの圧倒的な投資実績を持つDNX Venturesの倉林さんが、SaaSによる業界変革の先端を走る3名の起業家の挑戦のリアルを詳らかにしてくれます!

この時間帯は、SaaSプロダクトを生み出し、広めること自体にご興味をお持ちの方はA3、特定の業界の課題をSaaSで解決する、そのリアルにご興味をお持ちの方はB3にご参加いただきたいです!

A4:急成長を実現するSaaS組織立ち上げのリアル

18時10分から始まるカンファレンス最後のセッションです。

ステージAでは、SaaS企業経営者3名の方に、「急成長を実現するSaaS組織立ち上げのリアル」を伺います!私がモデレーターです。

レストラン・飲食店向け予約管理システム、トレタ。
アプリの開発・運用・分析をクラウドで実現する、ヤプリ。
法人向けSaaSの比較・検索サービス、BOXIL。

日本で急成長を遂げているSaaSの代表格です。その創業者であり、代表である中村さん、庵原さん、古橋さんに、SaaS立ち上げに欠かせない情熱、プロダクト開発に欠かせない視点、急成長を実現する文化、組織づくりの失敗と成功、などを突っ込みます。

意見が一致するところ、真逆に割れるところ、SaaSを急成長させたい方にヒントが得られるようなセッションにします!

B4:企業と社会の良好な関係構築

ステージBのテーマは、「企業と社会の良好な関係構築」です。

SaaS、サブスクリプションは、顧客との長期的な信頼関係の構築が不可欠で、「外面」だけを良くしたPRは機能しません。

「ウソがない」社会接点の構築のためには、顧客と直接の接点を持つ自社社員の役割が非常に重要になり、ER(Employee Relations)がPR(Public Relations)と深く関係していきます。

サイボウズの副社長の山田さん、「人がよりよく生きるとは何か?」をテーマに研究活動を続ける石川さん、PR Table取締役の菅原さん、多数のメディアの企画・運営を手がけるモリジュンヤさんに、SaaS時代に求められるPR、ERの考え方についてお話しいただきます。

この時間帯は、SaaS立ち上げのヒントを得たい方はA4、SaaS企業と社会との接点、その作り方にご興味の方はB4にご参加いただきたいです!

セッション紹介は以上になります。SaaSが大好きな一参加者として、楽しみでしかない!

ご興味を持っていただいた方、ぜひお申込みを。

↓チケット購入はこちらのリンクから↓