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#33 わたしのソーシャルワークデザイン

昨日、「ソーシャルビジネスとソーシャルアクションの違いって何だろう??」という問いから出発して調べたことを色々と書いてみました。

それは、自分のアクションのいわゆる「アクションモデル」について、今どうなっているのか、今後どうしていくかを考えるために調べたことだったのですが、調べる過程で「私の場合は、こうかなぁ」と見通せることが出てきたので整理したくマガジンのnoteとして書きます◎

元々調べたかったのは、「ソーシャルビジネス」と「ソーシャルアクション」の違いについてでした。

ソーシャルビジネス
社会課題に対してビジネスの手法を用いて解決を目指すアクション。ソーシャルビジネスの活動自体が経済活動の上にのっていて、売り上げを立てながらそれを活動予算にしつつ、かつ課題解決に繋がる。そんな風に理解しました。

ソーシャルアクション
社会課題に対して何らかの制度の創設など行政的措置を求めていくこと、という風に社会福祉の文献等で定義されています。そこに予算をどうするなどの定義はみられません。ボランティアのこともあるだろうし、助成金を使ったり、色々な事業所で働く支援者が連帯して(それぞれの生活基盤は所属先から出る形で)活動している場合もあるでしょう。

この2つの違いは、「活動資金をどこから持ってくるか(必要とするか)、その主導権の有無」、「活動にビジネスの手法を取り入れるかどうか」かな、と思いました。

また、2つに分けて考えるのも横暴な気がします。ソーシャルアクションは、ソーシャルビジネスを含むものだとも思います。ソーシャルビジネスやソーシャルアクションの成功事例をもとに意見を行政へ持って行って、それが制度化される、ということがよくあるそうです。

例えば、私の友人が産後ケア支援を私費で活動を始めた後に、その市町村では産後ケアを受ける時のの助成金が産後のママパパに出るようになりました。それは、友人の活動が「ニーズがある」「必要なサービスである」ことを行政が認識して予算をつくり実現したことです。

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