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R指定作品に出演する子役のメンタルケアについて

例えば大人でも聞くに耐えない様な凄惨な事件をモチーフにした映画などに出演する子役ってどこまでストーリーを把握して演技に望むのだろうか。

三宅隆太監督のポッドキャストで、ホラー映画の子役は勿論事前に自分の役について把握してるし、撮影現場も怖くないから逆に怖がる演技をするのが難しいこともある、的な話があった気がする。

だからホラー映画の子役は本当に怖い状況に置かれている訳ではないからご安心を、という文脈だったと思うけど、何と言うか例えばとても残忍な方法で行われる犯罪を描いた映画があるとして、出演する子役がそのシーンの撮影に直接関わる事がなかったとしても、そんな恐ろしいアイデアがこの世にあるんだという「気付き」を得てしまう事自体は防げないよなと、ふと思った。

Netflixのドラマ版「呪怨」で実際の事件に基づいた、電話機を使ったあまりにも凄惨なシーンがあった。この作品に参加した子役(記憶が曖昧だけど子役出てたよな?)が、人間の中にはこんな事を考えついて実行してしまえる奴がいるんだ、という事を知ってしまうこと自体が非常に暴力的だと思うのだが、この辺りのケアというか予防って実際どうなっているんだろう?

流石にこんな事例の場合は詳細は伏せるのかな?そもそもR指定の作品は完成しても子役自身は観れないだろうし。保護者ってどういう風に説明するんだろうか。インティマシーコーディネーターみたいのが付くんだろうか。気になる…。

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