人生思い通りいかんちゃ。
高岡に戻って、3ヶ月。
すっかりコテコテの富山弁です。
さて、
変わらず富山型デイでのボランティアな日々が続いてます。
せっかくなので近況と気づきをまとめておこうかと。
施設内での立場は完全に「こども担当」となり、主に発達障害のこどもたちの遊び相手になってます。
まぁ、資格がないのでその他のことはできないんですが。笑
一緒に絵を書いたり、
トランプしたり、
ポケモンや鬼滅の刃の話をしたり、
今日あったことをゆっくり聞いたり。
いやー、楽しいです。
でも、ひとつ機嫌を損ねると感情のコントロールできなくなったり、
同じことをずっとできなくて途中からそこらじゅう走り回るのを追いかけたり…
目が離せないので対応するのも一苦労。
言うことを聞かない事も多々あり、、
子育てがいかに大変か………
思い知らされる日々です。
そしてこのような様々な障害をもつ子たちが成長するためには、家族だけでなく、学校や民間施設、行政、それぞれの協力が不可欠であり、
こどもたちを支える地域のネットワークがあることを知りました。
行政、民間、地域、色んな方が関わり、それぞれが連携して子どもを見守る。このような方々がおられるから、この地域の福祉は成り立っているのだと。
もちろん子どもに限らず高齢者福祉もしかり。
ここに来て数ヶ月ですが、
やっぱり「寄り添うこと」の大事さを改めて実感します。
認知症になりたくてなってる人はいないし、
身体が思うように動かなくなるタイミングは自分で選べないし、
生まれ持った障害も選べない。
そして誰でもそうなりうるなーと。
相手を完全に理解はできなくても、
なにに困っているか知ること。
その気持ちを考えること。
これがなくては、世代間、障害の有無での分断は広がったまま、いつまでも縮まない。
この前、施設長のおばさまは
「なーん人生思い通りいかんちゃ!笑」
と仰ってましたが…
まさに何が起きるかわからないからこそ、
自分にもじゅうぶん起こりうることと考えて、
「助ける」なんて大層なことはできないけども、
まだ動けるうち、働けるうちに、自分にできることはしようと改めて思いました。
人口がどんどん少なくなる地域だからこそ、
みんなで連携して支え合うネットワークがいかに大切であるかを強く感じますし、
このネットワークの強さや柔軟性は、自治体の本気度や地域に住む人の理解によってかなり変わってくることもわかってきました。
こと自治体の本気度においては、
兵庫県明石市のように政治家がその気になれば出来ることだと思いますので、
全国どこでも、支え合う事にパワーを使う世の中であってほしいと思います。
しっかし相変わらず何も知らずに生きてきたなぁ…と少しげんなりする自分もいますが、
大事なことを学ぶ機会を得たことに素直に感謝したいと思います…😌
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