音楽の持つ力
あなたが、初めて「音楽の持つ力」を意識したのはいつ頃ですか?きっかけは何ですか?
音楽は、時には癒しを与えてくれたり、勇気づけてくれたりと、いろんな力を持っています。
私が初めて「音楽の持つ力」を意識したのは、小学生の時でした。きっかけは、NHKのみんなのうたです。
大貫妙子さんが作詞・作曲・歌を手掛けた「メトロポリタン美術館」です。
何気に見ていたのですが、心の奥底までスーッと入り込んできたのです。
私は元来、人見知りが激しく、なかなか心を開かないタイプでした。なので、外界には自然と「心のバリア」みたいなものを張っていたのです。
そんな自分の心の世界(魂?)に、奥の奥、最下層と言える領域にまで「メトロポリタン美術館」は何の予兆もなく入ってきたのです。
衝撃でした、、、もちろん嫌なわけではありません。ただ、あまりにも私の心の世界と適合していたのです。初めての経験でした。
無防備ではないはずの私の心の世界に、スーッと自然に入ってくる「音楽」という存在を強く認識する出来事でした。
皆さんと同様に、今も音楽は日々の暮らしや人生の一部となっています。
宮崎駿さんは、アニメージュ版の風の谷のナウシカで、「文明として最後の最後に残るのは(残すべきものは)音楽や詩だ」という趣旨を語っています。
そうだろうな、という感覚を年を経るごとに思います。
たろうのシッポ(2020年6月28日)
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