*太極拳 と共に歩いた私「学びの会」編 9.
太極拳同好会の研修会「学びの会」講演の為に、書き下おろされた町田師範の貴重な直筆資料(脚本)を預らせていただきました。
太極拳が如何に歴史的価値があり、
奥深いものであるか、それでいてなおかつ、
私達の生活に取り入れ易い、
親しみ深いものであるかが、
解りやすく解説されています。
今回は、
第ニ回目講演の資料を公開させて頂きます。第一回講演の内容と、若干の重複がありますが、講演の為に書かれている脚本ですので、以前の内容を会員の皆さまに思い出してもらいたい、という師範の思いからこの形態を取られたもの、と解釈して頂けたら幸いです。
それでは、よろしくお願いします。
(当然ですが、記事には必ず目を通していただき、
許可して頂いた上で公開いたします)
第ニ回講演 : H29年10月8日
春日老人福祉センターにて。
第二回目講演【太極拳の呼吸法について】の本章 : 第二段です。
( *まずは前回の振り返りから始めさせて頂きます)
『では何故お腹をへこましたりふくらましたりするのでしょうか?(*赤文字での記載です)』
先程 呼吸筋についても話をしました。
答えはもう皆さんお解りですよね!!
(*前回は ここまででした)
2ー10/ 12 学びの会資料 8
はい‼︎そうです。
横隔膜を、大きく上下させるためです。
しからば横隔膜はどこにある?
人間の胴体は肺や心臓のある
上部と 残りの臓器(胃や腸……など)のある下部に別けられ 上・下を隔てる膜が横隔膜です。
私達が普段 無意識に行っている自然呼吸は浅いのであまり お腹と意識することはありません。
浅い呼吸は肺の上部だけで呼吸していて、肺の下部はあまり働いていないのでお腹はあまり膨らまないのです。
それに対して
『腹式呼吸は(*赤文字での記載です)』
お腹をへこませたり膨らませたりして 肺の全体を働かせて呼吸する方法ですので肺活量は大きくアップします。
即ち腹式呼吸は自分が意識して行う呼吸であり、
お腹を膨らませたり、へこませたりすると云う力を用います。
『いわゆる" 意識と力 "(*赤文字での記載です)』を用いて行う呼吸です。
次に「肺」について話をしましょう。
「肺」そのものは自ら収縮したり、膨らんだりすることは出来ません。
肺は肺胞と云う小さな袋が詰まって出来ています。
丁度スポンジの穴のようなものです。
2ー11/ 12 学びの会資料 9
スポンジを手に持って
水の中に入れてギュッと握ってスポンジを小さくします。
そして手を緩めるとスポンジはまわりの水を吸い込みます。
またギューッと握るとスポンジは水を吐き出します。
『肺の呼吸はこれと同じです。(*赤文字での記載です)』
今回は、ここまで。
次回は、太極拳を行う為の呼吸とは?です。
万民の健康を願う町田師範が、誰でも(太極拳を知らない人でも)理解できる形に噛み砕いて書き下ろされた最高の講演脚本を、ここにお届けいたします。
どうぞお楽しみに(^^)
文中の(*)は、私. アシスタントによる注釈です。
(※の部分は、師範ご自身が脚本内で覚え書きや注釈を入れられているものです)
* 仲間 募集中です。
見学も、随時できます。
見学日程は、先のご予定でも 大丈夫です。
* 会場場所
広島県福山市大門公民館
二階大会議室にて。
お気軽に
お問い合わせください(^ ^)
084-943-4252(大門公民館)
084-966-0304(神辺東コミュニティセンター)
090-2869-7825(同好会アシスタント)
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こちらに登録された
電話番号しか、とれない場合が
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「留守番電話に
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のちほど、こちらから
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お手数おかけしますが、
よろしくお願いいたします(^^)
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