*太極拳 . 今日の風景
2022年8月17日(水)
大門公民館 大会議室にて。
久しぶりの雨!
しとしと… 、しとしと… 、
降っています。
連日 猛暑ばかりで
まとまった雨が降ってくれず、
市から節水制限が発令されるのではないかと
心配になるくらいでした。
で、やっと恵みの雨 (嬉)
…この降り方は、
長雨の特徴だなぁ、
表面を撫でて流れるのではなく、
地中深く染み込んで地下の世界も
潤してくれそうです ^ ^
生き物全てが、
やっと息を吹き返し、
安堵の ため息が
そこかしこから聞こえてくるようです。
嬉しいなぁ〜♪
…地球も、動植物も、
そして人間もね!
さぁ、姿勢を正して!
師範に、礼!
今日も太極拳同好会「福山」
本部道場の始動です!
右の扇の演武練習。
今日の先達は、私です。
教えの通り、身体はある程度
リラックス状態、
しかし心は毅然と保ち、
先頭を引きます。
師範は、音楽の抑揚や節目に
合わせて型を取り易いように
配慮して選曲されています。
曲の流れに合わせて実を決め、
扇をバシッと開く。
団体演武の場合、
進行方向の先頭の人に合わせて扇を開きなさい、
と師範にご指導いただいた。
左方向なら左の先頭に。
右方向なら右の先頭に。
左後方ならそちらの先頭に。
右後方ならそちらの先頭に。
先頭が扇を開くタイミングに、
皆が合わせて一気に開く。
そうすると扇音が、
寸分の狂いもなく、決まる。
これがなかなか心地よいのです ^ ^
お昼からは、
神辺東コミュニティセンター、遊戯室にて。
お昼ご飯を美味しくいただいて。
練習開始の2時までに
まだ時間があるので
48式太極拳を套路。
…掩手撩挙(イェンショウリャオチェン)。
あやふやな覚え方をしていたので、
自分の中で納得できない分、
自信に満ちた力強い拳の突き方が出来ません。
ご指導の通りにしているつもりなのに、
師範は厳しい表情で首を横に降り、
何度も手本を示してくださいます。
2時になり、sさんが来られましたが、
この日師範は終了を
許してくださいません。
厳しい表情のまま、繰り返し「突き」を促します。
sさんは最初
(自分にはまだ関係ない)体でしたが、
なかなか終わらないので、
見るともなく
眺めて「ふーん、ま、私はスヮイショウができればいいかな」と、
まるで興味がなさそうな様子。
さて(やっと)、
神辺東道場の練習開始!
師範に、礼!
スヮイショウと、準備体操。
ここまで30〜40分かける。
じっくりと、身体作り。
水分補給し、
練功十八法の前段。
続いて、立禅。
爽やかに心身が整うのを、
はっきりと感じる。
休憩。
🚾。
飴。
いつもなら椅子に座って
しばらく雑談。
…なのだが、
私は掩手撩挙(イェンショウリャオチェン)がどうしても気になる。
「師範、ちょっと見てくださいませんか」
突きを見ていただく。
師範は首を横に降り、
模範を見せてくださる。
真剣に見て
真似て、
再度行う。
何度も何度も同じことを
言われ、
何度も何度も同じことを
模範して頂き、
何度も何度も同じことを
繰り返し、行う。
側で座って退屈そうにしていた
sさん、いつのまにかじっと見ている。
そして。
「師範はやっぱりすごい。
見ていて本当に力強く、
武術だなぁ、と思える。
それに比べたら あなたのは、
ショーとして見れば綺麗だけど、
武術としては弱い気がする」
と、
素直な意見を言ってくれた。
痛い所を突かれた!
うん確かにそう!
と、頷けるやら、
その鋭さに
驚嘆するやら。
休憩時間は私への掩手撩挙(イェンショウリャオチェン)の教習で潰してしまったけど、
sさんの心に
太極拳が「単なる体操」ではないのだな、
という認識が芽生えたことと、
師範に対して、
今までは「単なる
大人しく優しい先生」という
先入観で、
なんとなく軽視している感が
彼女の中に見えていたが、
先程の経験で、おそらくイメージが変わったのでしょう。
偉大な武術家としての側面が
明らかになったことで、
師範に対する見方が変わり、
敬意が増したようです。
普段、師範はご自分を決して
人より高い位置に置かないように下座行※をされているのです。
ですから、周りの人からは「普通の人」か、
慢心の強い人であれば
「自分の方がちょっと上ですかね」といった風に、
見下してしまいがちなのです。
sさんがこういった誤解をしていたとしても
決しておかしくはありません。
何故なら私自身が
師範の人間性の奥深さに、
当初は 気付くことも
できなかったのですから。
昔 絵本で読んだことのある、
「みすぼらしい姿で出現れて
外見や容姿、社会的地位の有無で態度を変える人(偽善者)の
本心を曝け出させ、
真の価値ある人とは
如何なるものか.を悟らせる」
智慧の神さまの物語を、
思い出しました。
※さて下坐行とは、自分を人よりも一段と低い位置に身を置くことです。 しかもそれが「行」と言われる以上、いわゆる落伍者というのではなくて、その地位に安んじて、わが身の修養に励むことを言うのです(森 信三)
* 仲間 募集中です。
見学も、随時できます。
見学日程は、先のご予定でも 大丈夫です。
* 会場場所
広島県福山市大門公民館
二階大会議室にて。
お気軽に
お問い合わせください(^ ^)
084-943-4252(大門公民館)
084-966-0304(神辺東コミュニティセンター)
090-2869-7825(同好会アシスタント)
ただし、
こちらに登録された
電話番号しか、とれない場合が
ございますので、
申し訳ありませんが、
「留守番電話に
御用内容と、
お電話番号を
吹き込んでおいて」ください。
のちほど、こちらから
おかけ直しいたします。
お手数おかけしますが、
よろしくお願いいたします(^^)
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