*太極拳 . 今日の風景
2023年10月23日(月)、
来たる11月度に向けて、大門八幡神社へ太極拳奉納演武にお詣りさせて頂きます。
10月22日(日)のお昼過ぎ、
町田師範に御奉納決行のご報告。
その後、用事をさっさと消化……
のはずが、
非常な眠気に襲われ、30分だけ休もうとタイマーをセットして仮眠。
しかし。
タイマーの効果無し…
夕方5:30までこんこんと寝てしまった……トホホ💦
でも そのお陰で脳内が
非常にクリアーになりまして!
飛び起きて、すぐサクサクと軽快に動き、予定事項を済ませることができました!
21:30頃 二階へ。
21:45 塩入りのお風呂へ。
明日の為に、心と身体を徹底的に浄化。
太極拳に例えるなら「予備勢」ですね。
身体を洗い、湯船につかりながら目を閉じて、心の有様がどうであったか振り返る。
神さまに対してはどうか?
師範に対しては?
周りの人々に対しても
我知らず裏切ったり、傷つけたり、ガッカリさせてはいなかったか?……。
そしてさらに、
その逆も、思い起こしてみる。
神さまに対して、
師範に対して、
周りの人々に対して 。
最高の慈愛を込めて、
善い言葉を発することができたことを。
善い行いを躊躇なくできたことを。
それを通して、心に新たな気付きと善い進展が見えたな、と感じたことを。
鍛錬の成果を一つ一つ、思いだしてはニッコリ喜んで、
心に満ちる嬉しさを噛み締める。
達成の喜びを味わってみる。
こういうふうに歓喜する。
すると、心の内が満ち潮の如くになり、やる気がふつふつと溢れて来ます。
不思議だけど本当だ。
よく頑張った自分を、
褒めるだけ褒めて煽てる。
よし!整いました!
再び、飽きることなく精進を続けましょう、自分よ。
23:10
良い気分でお風呂から上がり、神棚の供物をお下げする。
特別な明日の為に心を込めて、一礼。
髪を乾かして、就寝です。
10月23日(月)、午前3時。
夢の中であろうと思うが、
目の前に大きく「おめでとうございます。」の明朝体の文字が浮かんだ。
そのとたん、アラーム音が大きく鳴り響き、飛び起きた!
なんと神さまは、粋なことを
なされる…
お陰様で無事 起床できた。
換気の為、窓を開ける。
外は まだ真っ暗。
冷たい新鮮な空気が部屋の中をスゥッ〜とかけめぐる。
昨日までの澱んだ空気が、
やっと重い腰をあげて
反対側の窓から音も無く、
去って行った。
窓を閉めて暖房を入れる。
3: 33 湯たんぽのお湯を使って洗面し、髪にオリーブオイルを適量 浸透させ、丁寧に櫛目を通す。
神棚に四種の御供え。
二礼 二拍手 一礼
4:15 朝ごはん頂きます。
つましいですが、大変に美味しい。
「食事」という形に変幻した、神さまの御姿。
とても味わい深く、心に染み入るのです。
4:43 白の演武服に着替えて。
4:52 階下へと。
5:35 必要なものを詰めておいたリュックを、
ヨイショ! と背負い、
さぁ、出発。
テクテク、テクテク。
一心に、テクテク。
5:48 到着。
上がった息を整えて、参拝させて頂きます。
準備して来た五円玉をお賽銭箱に、コロコロン。
一礼 二拍手。
過ぎ去った過去一か月の懺悔。そして、これから迎える新たな一か月への決意表明の祈り。
一礼。
さて。
太極拳演武御奉納を開始させて頂きます。
境内広場の片隅にシートを敷き、リュックを下ろす。
音楽を流す為にスマホを取り出す。
境内広場の片隅にシートを敷く。
リュックを下ろし、
音楽を流す為にスマホを取り出す。
さぁ!
6:02 準備体操。
スワィショウ 1000回。
6:35 練功前段。
6:49 練功後段。
あれ?
途中でわからなくなったよ。
もう一度、やり直し…
6:55 あ! 真上に…
うっすらと虹が見える…
綺麗…
7:08 基本功。
お!
目の前の木にメジロが数羽、やってきた。
小さな体!かわいい鳴き声🎵
チィチィ🎶 チィチィ🎶
葉っぱから 葉っぱに
枝から 枝に
軽やかに、活発に、
飛び移りながら
夢中で遊び始めた。
私が居ても、怖がらないんだね。
なんか嬉しいな ^ ^
暫く遊んで、
またみんなで一緒に
向こうへ飛んで行った
またね ^ ^
…また会おうね ^ ^
7:15 定位太極拳。
7:23 簡化24式太極拳。
7:31 42式太極拳。
7:59 32式大極剣。
8:07 王式右の太極扇。
8:14 左の太極扇。
8:22 呉式の弓歩の練習。
8:40 呉式太極刀13式刀抉
2回通り。
9:06 呉式規定45式大極拳 (教習して頂いている箇所迄)
2回套路。
太極拳奉納演武これにて修了させて頂きます。
拝殿に向かい、ご報告。
9:35 清掃。
御神体のお祀りしてある
拝殿裏手の本殿に向かって歩いていく。
清掃用具置き場から竹箒をお借りして、
拝殿の周りの落ち葉を掃き浄める。
次に、拝殿前の石段と石畳を掃く。
靴あとの残らないよう境内広場の地面を
撫でるように掃き、波紋様に似せて描いてみる。
清掃も、ご奉納の心で。
…あらん限りの誠意を込めて。
10:05 清掃終了。
10:18 拝殿に向かい、一礼。
北参道から、お暇します。
10:38
さて、家に帰ってきました。
リュックから太極刀を取り出し、刃を乾いた布で拭く。
私の太極刀には、町田師範の
指の跡が、残っています。
何故かといいますと、ご指導通りに動く事がなかなかできない私になんとか理解させる為に、師範は刀の刃を握って正しい方向に向けてくださったのです。
いくら切れるようには作られていないとは言え、刃です。
刀が指の型に凹む程ですから、師範の掌も同様に傷んだに違いありません。
申し訳ない…
そのように身をもって伝承して頂いた貴重な技。
「絶対に正しく覚えて、
絶対に忘れないようにする」
胸の内で密かに、
決意を固めたのでした。
だから 私にとって
この太極刀は世界に二つとない、紛れもなく宝物なのです。
神棚に高く捧げて
うやうやしく、一礼。
太極剣も、心を込めて磨く。
白い房をはずし、神棚の脇に吊り下げる。
…お疲れさまでした
太極扇は、
開いて埃を払う。
長い年月、共に過ごしたので、表面に描かれた龍と鳳凰は、擦れてしまっています。
でも、
それすらも神々しく感じる。
彼らを両手で丁寧に捧げて、
神棚に、 一礼。
彼らは、私の太極拳人生に、
常に寄り添っていてくれました。
ただの道具ではない、と
ようやく認識し始めています。
その内側に、武の魂が宿る崇高な神格を、
だんだんと感じ始めている
今日この頃なのです。
来たる11月度、私は引き続き煩悩と闘い続け、もっともっと自己の心を純粋にしよう。
武の象徴であるこれらの道具を、持たせていただくに相応しい、穢れなく誠実な、勇気ある人となろう!
これらの決意を
神さまの御前に誓って、
勇ましく出発いたします。
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