視点をずらすことで世界が変わる。「虫の目、鳥の目、魚の目」とは?

こんにちは!矢上です。


みなさんは「ゾーン体験」をしたことはあるでしょうか?
昔アスリートだった人は体験したことあると思いますし、仕事中でも「没頭して時間を忘れてしまう」なんてことは多々あると思います。


集中状態は物事に一点集中できるという点では、とてもいいことです。
作業や仕事が超スピードで進み、達成感や幸福感を得ることが可能です。

しかし、逆を言えば「我を忘れてしまっている状態」とも言えるかもしれません。
仕事で、企画書を集中して終わらせた、が、上司の思っていたものと違った・誤字脱字があった、なんてことはありませんか?

スポーツでドリブルで突き進んでいってシュートまでいって外した、実は周りにドフリーの選手がいた。そんなことが先日の川崎フロンターレVSパリサンジェルマンでもありましたよね。

集中状態の時、うまくっていると思っている時こそ、自分・物事を様々な目で見ていく必要があります。

しかし、自分を客観的に見るには高度なテクニックが時には必要となってきます。

そんな時に物事を分析するための比喩としてよく使われるのが、
「虫の目、魚の目、鳥の目」
です。

今回はこの3つの視点についてご紹介していきます。


虫の目とは

物事の詳細を分析する視点のことです。
より細かく細分化してみてみると言った方が分かりやすいでしょうか。

虫の中には「複眼」といって小さな目が集まって、一つの目になっているものを持っている種類があります。

複眼は、一つの物事を複数の視点から見ることができます。
その状態を例えたのが「虫の目」です。

「サッカーでシュートを外した」で例えると、
・トラップの位置
・目線の動かし方
・シュートフォーム
・事前の首振り

などなど、多くの要素が関係して、事象が発生しています。
「実際に観測する」という点において、現場にいる人が一番気付きやすい視点かもしれません。


鳥の目とは

物事を俯瞰して全体から見る視点のことです。
サッカーでは「イーグルアイ」「ホークアイ」なんて、よく漫画で登場しますよね。

鳥は大空から全体を見渡しています。
シュートを外した原因が実はシュートフォームなどの個人的な要因だけではなく、敵味方の位置取り、自分の位置取りが悪かったことによるかもしれません。

仕事でも第三者目線で俯瞰して自分を見ることによって、その時の言動や行動を戒めることができるかもしれません。
私はよく、何か気になるところない?と友人に聞いてみたりします。


魚の目とは

物事を流れで見る視点のことです。
流れとは「過去~現在」「現在~未来」と言った時間の流れのことを指します。

サッカーで言えば、対戦チームを試合前に分析することはとても重要です。
過去にこんな戦術を使ってきたから、試合ではこのように戦ってくるだろうと予想します。

個人で点を決めたいのなら、ゴールキーパーの癖や今意識していることを知ることで得点確率はあがります。シュートを外した原因が実はそういうとこにあるのかもしれません。

仕事でもトレンドや因果を読むことは大事なことです。
流行を読み、自分の立ち位置やスキルを磨いていけば、将来貴重な存在になるかもしれません。


以上が「虫の目、鳥の目、魚の目」になります。
物事を多角的に見るには、経験と努力が必要かもしれませんが、しっかりと分析し、努力すれば社会にとっても貴重な存在になります。

いくつになってもこの視点を持ち続けたいですね。


◎矢上泰雅
1995年生まれ、26歳。
福島県出身、千葉大学園芸学部卒業、東京都在住。
10年間サッカー、4年間ラクロスをやり、スポーツとともに学生時代を過ごす。
「一期一会を大事に」
毎日笑顔で楽しみながら、日々邁進中。
https://lit.link/taikunya

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?