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書評:ヒツジで終わる習慣、ライオンに変わる決断
こんにちは!矢上です。
最近、読書量を増やすことにしています。
出勤前、通勤、移動中、就寝前、気付けば携帯を見てしまっていた時間を読書に費やすことで、頭もクリアになってくるということに気づきつつあります。
そんな中で、最近心に刺さった本があります。
「ヒツジで終わる習慣、ライオンに変わる決断」
大多数でメーメー泣いて生涯を終えるか、決断してライオンになるのか、どっちがよいでしょうか?という本です。
辛辣なことも書いてありますが、読み進めるほどに
「うわ、自分ヒツジじゃん、、」
と思い当たる節ばかりでした。
決断しなければ、全員が例外なくヒツジのコースを歩む。
決断した人だけが、ライオンのコースを歩むことができる。
しかし、幸運なことに「決断すれば」ライオンのコースに行くこともできる、そんなことも書かれています。
個人的に自分に刺さった章をいくつか紹介します。
5.ヒツジは「今度会いましょう」と言う。
ライオンは「今から会いましょう」と言う。
仕事でアポを取る時、プライベートで予定を決める時、ついつい「また会おう」「いつか話そう」と決断を先延ばしにしがちでした。別の章でも書いてありますが、ヒツジはペンディング(先延ばし)が得意です。
「今度会いましょう」の答えは「今からどうですか?」と即答できるライオンでありたいです。
17.ヒツジは自分の自慢をする。
ライオンは上司と部下の自慢をする。
ついつい自分の話をしてしまいがちでした。
「陰口というのは第三者を通して伝わると憎しみが倍増するが、褒め言葉というのは第三者を通して伝わると嬉しさが倍増する」
周りを常に尊敬して立てる。そんなライオンがかっこいいですよね。
46.ヒツジは少しでも得をしようと血眼になる。
ライオンは相手に少し得をさせて主導権と時間を買う。
交渉、そして割り勘においても、「どうなったら自分が得をするか?」を考えがちでした。
そうすると、回りまわって自分が損をする。
常に目の前の人が主体で得をさせる、そんなライオンが結果的に得をするのは当たり前ですよね。
56.ヒツジは他人の実績を盾に威嚇する。
ライオンは粛々と実績を重ねる。
「こんなすごい友人がいるんだよね~!」
と自分ではないのに、その人の話をして「その人と友人の」自分を大きくみせがちでした。
大きい人を盾にすればするほど自分が小さく見える。その通りだと思いました。
いつか自分が自慢される側に、粛々と努力を重ねるライオンでありたいです。
8.ヒツジは許可を得てからキスをする。
ライオンはキスをしながら許可を得る。
12.ヒツジはメールで一度だけ口説く。
ライオンはあらゆる手段で同じ相手を生涯口説き続ける。
こんな恋愛面でも、グサグサ刺さる一冊ですが、的確で分かりやすい一冊でした。
ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
◎矢上泰雅
1995年生まれ、26歳。
福島県出身、千葉大学園芸学部卒業、東京都在住。
10年間サッカー、4年間ラクロスをやり、スポーツとともに学生時代を過ごす。
「一期一会を大事に」
毎日笑顔で楽しみながら、日々邁進中。
https://lit.link/taikunya
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