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アイドルのトレカ交換から見た社会

こんにちは!

実はKPOPアイドル歴10年のTAIKOです!今回は久々にTwitterでトレカ交換を試みたのですが、そこから見えたことを話します。

トレカ交換の実情

トレカ交換とは、CDなどについてくる付録やトレカのみをグッズとして販売している時にランダムのため、欲しいトレカが当たらなかった時にするのですが、おおよそ最近は

・Twitterで探す
・現地で探す
・フリマアプリで探す(交換ではない)

正直フリマアプリが一番手っ取り早いのですが、今回はここ3ヶ月ほど前からハマり出したアイドルのでしたので情報収集も兼ねて、Twitterで挑戦しました。

先手を打ってバリアを張る社会

早速、探してみたのですが皆さん前提条件が厳しく新参者にはなかなかハードだなと感じました。

その一部が

・同種のみ
・私と取引実績ある人のみ
・複数のみ
・人としてちゃんとした人のみ
・投函動画必須
・同日投函できる人のみ


などなど。一人の人で上記の条件が平均です。まずは言葉を理解することから始めたわけですが条件を満たす程度というのがどの塩梅なのかも気がかりです。

これだけの条件提示をしているというのは、本人もそれだけきちんと完璧なわけであるとうことが想像できますが、なんとなく「前提条件の提示」が威圧を与えるというか「先に言ってあるのですから、守らないことは許されませんからね」と言われているようで心の負担になりそうです。

SNSでなければ人と人が対面して信頼関係を築いていくわけで、それができないからこそ、「先に先手を打ってバリアを張る」という少し情緒が欠如した状況を垣間見た印象でした。

人に厳しく自分に甘い社会

さて、条件が厳しすぎて自分から探すことは諦めたのですが、自分からツイッターで発信しました。

そうしたところ、ものの数分で返信が来たのですが。。。
挨拶のあと、こちらが発送方法を提示したのですが、おおよそ厳しい前提条件で学んだので、かなりしっかりとした方法で送る旨を具体的に提示したのですが、さらに「こうして欲しい」と条件が来ました。

しかし、いざその通り準備して画像など送ったのですが、相手からは

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別に構わないんですけど、「こちらは用事があるので遅くなります」で良いんですけどね。

さらに発送連絡をすると、

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と丁寧な返事が、しかし3時半はすぎてしまい

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さらに

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そのような状況でしたらどう申し訳ないんでしょうか。。

それって遠回しに「本日送れません」と言っているんですよね。彼女から同日発送しますと言ってきたわけなんですがね。

そもそも塾が途中で入ったところでポストに投函することができなくなるものなんでしょうか?

謎は深まりますが、

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私も大人ですからね。本当に送っさえくれれば良いのでと思いましたが

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なんてお気楽なんでしょうか。

「明日になるかも」ではなく「明日必ず責任を持ってお送りします。」でしょう。

それからも彼女のツイッターには彼女が投稿したツイが並びます。時間あるんじゃん。。

それから彼女から連絡があったので良かったのですが、、、

人との信頼関係は自らの行動によって関係づけられます。自分から前提条件ばかり提示してそれを守れないのであれば、そんなに強気に出なければ良いのです。

最近は自分より年上の人間に「自分の方がわかっている」かの如く、強気に出る若者が多い気がします。人に歴史あり、経験からあえて言わない大人の奥ゆかしさなど、今の社会ではただの無駄なのです。

「人に厳しく自分に甘い」は言ったもの勝ちの世の中が、そうした状況を助長させているのです。さらには「甘い言葉をかければ調子に乗る」という。本当の人の評価の厳しさを知らない証拠です。

窮屈な社会

しかし、考え直して考察してみました。

今回の件で見えてきたのは、とにかく若者にだって窮屈な社会の実情です。ちゃんとしないといけない、完璧でないといけない、そんな呪縛が常にあるのでしょう。

おそらく彼女は本来のんびりした性格なのかもしれません。なのに完璧にこなせないのに、完璧にこなさないといけないと思っているのかもしれません。

できないのであれば、もっと自分が楽になる方法でやれば良いのに、自分が騙されたり嫌な思いをした経験から厳しい条件を相手に求めてしまうのでしょうか?

みんなが騙すわけではありませんし、むしろ騙す人の方が少ないと思います。

その小さな確率に囚われて、自分自身が窮屈になる

なんだか、今の社会そのものです。

私もここでは彼女に辛辣になっていますが、DMに合間には「塾お疲れ様です。大変そうなんで、あまり神経質にならなくても良いですよ。」とも送っています。

そうすると、それはそれでホットしたみたいな返事がくるので、みんな窮屈な社会に「労わりあう言葉」を欲しているのかもしれません。

私は精神的に弱ってしまい最近会社を辞めましたが「労わりあう」ということが感じられない場所で働くことは不可能でした。その大切さを感じていきたいですね。



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