どうでもいい中のどうでも良くないこと
「どちらでもいい」「どうでもいい」「あまり感じない」「全然大丈夫」。
これらにはいずれも「平気だよ」というメッセージが込められている。
対人場面だったり、テキストコミュニケーションでのやり取りだったり、いろんな場面で質問されたり、気遣いを受けていたり、こちらに異変を感じ、聞いてくれている。
そんな時冒頭の言葉は、やり取りの返答として現れる。
もちろんウソついたり、我慢している自覚などない。
しかし最近、ほんとうにそう?と問うている。
どうでもいいと話す中に、どうでも良くないことってなかったけ?
ほんとうはイヤなこと、そうして欲しくないこと、ほんとうはこうしてもらいたいことってなかったけ?と。
案外一度問わないで、平気平気を繰り返していると、平気でないことが平気になってしまう。
または本来あった欲望、ニーズが埋もれて、ないことになってしまう。
冬に入ったくらいから、それは良くないと思い立ち、一度問うことを始めている。
特に「大丈夫」とか「全然平気」とか「どうでもいいよ」という中にこそ、潜んでいるのではと思い、特に注意深く観察している。
全然大丈夫じゃなくて、全然平気じゃなくて、どうでも良くないことが、隠れているかもしれないから。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
言わないでじぶんで処理した方が楽という気持ち、とてもよくわかります。
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