じぶんの力が出る構造
株式会社で製品やサービスによって課題を解決することで、その需要が増し、会社の売り上げが上がる。
その上がった売り上げで、会社は更に質の向上や設備投資ができるようになり、やれること、届けられる範囲が広がる好循環が生まれ、社会の暮らしやすさが上がる。
これが現在の資本主義の流れになっていて、この通り動いていれば、ボクらは幸せで快適になれている。
しかし現実を見渡すと、必ずしもそうなっていないのは、おそらく社会を住みやすくすることや、誰かの喜びに向き合うことよりも、利潤の追求や大きくなることそのものが目的化していることの表れなのだと思う。
本来成長し続けたり、右肩上がりが続くことは目標にするものではないはずで、問題が解決してきたら、じぶんたちの需要は減っていくことが自然であり、需要がなくなることがじぶんたちが役に立てたという流れの方が、ボクには構造的に自然に思えることがあり、一時期そういう場所を探していた。
ひょんなことから今医療の現場にいて、良いなぁと思うのはこの点で、回復していくと、ボクたちのところに来る必要がなくなること。
もっと言えばボクらが要らなくなること。
じぶんたちが必要なくなるように力を尽くす構造が、もっとじぶんたちを必要だと思ってもらおうという構造より、ボクにはしっくりくる。
みなさんはどんなとき、どういう構造だとエネルギーが、やる気が湧きやすいだろう?
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
儲けよう、拡大しようの欲望で、ここまで便利になってきてますから、もちろん大切な部分だと思ってます。
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