人生における希少資源の最適配分について
人生戦略を考える上で、経営戦略の考え方は少し役立つと思います。
経営戦略とは何か、と聞かれたら、いろいろ答えはあるでしょうが、一言でいうと「希少な経営資源をどう配分するか」ということかと思います。
経営を行う上で、使える資源は無限にはない(=希少である)わけです。人とかモノとか金とか情報とか、どれも限りがある。それをどう使って上手く経営を行うかを考えるのかが経営戦略だと思っています。配られた手札で上手くプレーしようね、ということです。全部の手札がジョーカーであることはあり得ない。
人材をこの事業にこれだけ配置しよう、とか、この会社の買収にこれだけ資金を使おう、とか、そういうのは全部、「希少資源の最適配分」を考えているわけです。
人生も同じかと思っています。
人生にも希少資源があります。お金、時間、健康、体力、精神力、などなど。これらはどれも無限にはありません。これらの希少資源をどのように分配して人生を最高に楽しいものにするかがポイントかと思っています(この「人生を最高に楽しいものにする」というところは別の大事なポイントかと思うので、別の記事で考えてみようと思います)
お金だけたくさんあっても健康がなければ楽しめません。
時間があってもお金がまったくなければあまり楽しめないでしょう。
そんなかんじ。
多くの社会人は特にキャリアを積めば積むほど、お金はそれなりに手に入り、逆に時間が無くなっていくのではないでしょうか。年を重ねるにつれ、体力や精神力も衰えていくかもしれません。
年収は上がっていく、でも仕事の責任も増して忙しくなっていく。
そもそも、毎日を生きているだけで、残りの寿命は減っていくので時間は減っていきます。
減っていくということは、より希少になっていくということで、つまり価値は上がっていきます。(価値は希少性からもたらされる)
そんなことも考えながら、人生における希少資源の最適配分をしていきたいと思っています。
最高の人生を送るために。
個人的には、今、より多くの時間を手に入れたいな、と思ったので、会社を一旦辞めて、収入を減らして時間を手に入れ、ヨーロッパに行ってみることにしました。
ずーっとしたかった旅と、大好きなダンスを組み合わせようと思っています。このあたりの事は別途書きます。
この(人生の)経営判断が正しいかどうかは分かりませんが、まあ、ミスっても死なないので、とりあえず楽しんでこようと思います。
たまにこうやって記録としてブログとかも書いていければと思っています。