否定された。ムカつく。

たまにあるんだよね。

自分が大切にしている考え方や
自分が大切だと思っている人や物を

ふとした会話の中で、否定されること。

もうなんだか自分の存在まで否定されたような
気持ちになってきて、ムカつく。

だから僕らは、否定に対して強く否定する。

すると、自分を否定してきた相手も
同じように否定されている訳だから

自分と同じように、相手もムカつくんですね。

これでは、お互い気持ちよくないんですね。

どっちの考えが正しいとかは分からないけれど
ただひとつ言えることがあって、

否定に対して強く否定したくなるということは
「自分は間違ってない」って思いたいんだよね。

そして、「貴方は間違ってないよ」
って誰かにいつも言って欲しいんだよね。

そうでないと、なんだか不安になるんだよね。

僕らはいつだって不安なんだよ。

だって人生の答えが何処にあるのかなんて
本当は誰も知らないから、みんな不安なんだ。

不安だから、誰かを否定したくなるし
否定されたら、それを強く否定したくなる。

実は相手も僕らも、同じようなものなんだよ。

じゃあ、ここでひとつ考えてみる。

そんな僕らに足りないものってなんだろう。

この問いに対して、僕なりの答えがある。

それは自分に自信を持つこと。

「自分にとって」これが正解と感じること。

自分は無知であることに気づくこと。

信念を持つことは大切なことです。
しかし、その信念を不特定多数に
守って貰おうとしていませんか？

自分が大切に思っているものが
大切に思えない人は間違っている

そう勘違いしていませんか？

あなたが人を大切に思う心は間違ってないよ。
それと同時に、大切に思えない人も
決して間違ってなんかいないんですね。

人には好き嫌いというものがあります。
それは仕方のないことなのです。

よって、もしあなたが誰かに否定されたとしても
それは相手の好き嫌いの話でもあってですね、

良いか悪いかという話ではないんですね。

だから、自信を持っておけば良いのです。
誰かに守って貰う必要なんかないのです。

相手を認め、自分を認めること。
相手を許し、自分を許すこと。

これこそが、強いメンタルを作っていくのです。

強いメンタルがあれば、守って貰うどころか
自分で壁を作って守る必要もない。

ありのままで生きていくことができるはず。