「顧客が本当に必要だったもの」から考える、自治体システムの在り方
自治体の場合、業務で使用するシステムは、自ら作るのではなく、調達することが多いのではないでしょうか。しかし、通常業務が多忙であり、システム調達に慣れていない公務員にとってはシステム調達自体が大きな負担となっている場合が多いように感じられます。
しかも、苦労して導入したシステムの評判が悪く、「全然使えない」と感じるシステムを渋々使う、または使わなくなってしまったという、苦い経験を持つ人は少なくないはずです。筆者自身も企画初期の利用イメージと異なったシステム運用をせざるを得ず、