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フレンチのトップシェフが作る『ハンバーグ』 絶対に割れない作り方

「ハンバーグを焼いている最中に肉が割れて、肉汁が逃げていってしまう。」

よくこんな意見を聞きます。


そんな皆様の悩みを解消するべく、今回は

老若男女問わず誰からも愛されるハンバーグの正しい作り方の紹介です。

僕が教えるポイントをしっかりと押さえていただければ、

今後あなたが作るハンバーグが割れることは絶対にありません。

結果には必ずそうなるべくしてなる原因というものがあります。

あなたが作るハンバーグが綺麗に焼けないのも原因があるからです。

逆に、
その原因を抑えることができれば、美味しく作れるようになることは必然というわけです。

ちなみに今回はハンバーグそのものを解説します。

ソースも同時に紹介してしまうとうまく知識がまとめられません。

なので今回はハンバーグのタネについて徹底的に解説して、
次回ソースのレシピを紹介させていただきます。

早速作り方を見ていきましょう。


■用意するもの


バット
耐熱性のバット
フライパン(テフロン加工のものが望ましいです)
ボール
オーブンを予熱(温度はレシピの欄に記載させていただきます)

生肉を直にバットに乗せることに抵抗がある方は、霧吹きをして落としラップをしておいて下さい。
耐熱のバットの方にはオーブンシートを敷いても良いかと思います。
気にならない方は、そのままでも問題ありません。


■作り方


1.つなぎの用意


玉ねぎをみじん切りにします
粗くても構いません。
にんにくもみじん切りにします。
つなぎに使う材料をすべてボールに入れる。
つなぎだけで一度混ぜる


玉ねぎは炒めて、甘みを引き出して冷ましてから使うのが良いとされていますね。

これには僕も同意します。

ただ、この一工程挟むだけで、多くの時間を食います。

なのでエンタメとしてハンバーグを作る分には良いかもしれませんが、

忙しい主婦の皆さんが日頃の食卓に並べるハンバーグとしては、
わざわざこの工程を行わなくても良いと考えています。

私がこの後お伝えする作り方やレシピを遵守して頂ければ、
その工程が無くても充分美味しく作ることができるはずです。


2.ハンバーグのタネを作る


つなぎをボールの端に寄せる。
空いたスペースにひき肉を入れる
ひき肉だけを練っていく。
つなぎと少しずつ合わせていく
しっかり纏まったらタネの完成です。

なぜひき肉とつなぎをそれぞれ別に練ったのか。
この理由は後ほど詳しく解説させて頂きます。

タネを一人前の大きさの分けて、叩いて空気を抜いていく。

ハンバーグを叩くとき、手に肉がくっついてやりづらいって人が多いのでは無いでしょうか?

そんな時は、サラダ油を薄く手に塗ってから叩いていくと、ひき肉が手にくっつかないので綺麗に成形できます。

楕円形に成形して中央をくぼませる。


3.ハンバーグを焼いていく


ハンバーグを焼いていく。

火加減については後ほど解説させて頂きます。

美味しそうになるまで焼いていきましょう。
ハンバーグを反転させて軽く焼き目がついたら
鉄板に移してオーブンで火を入れていきます。

オーブンで火が入るまで加熱して行きます。
温度と時間については分量の欄に記載させていただきます。

ハンバーグに火が入りました。

写真から伝わるでしょうか
ハンバーグから飛び出しているのは肉汁ではなく、余分な肉の脂です。

ハンバーグが型崩れしないのでそこから旨味が出ないわけです。


■完成



ソースのレシピは来週に投稿させて頂きます。


無料でご覧になっている方も、
ここまでの作り方だけでも十分勉強になったかと思います。

ただ重要なのは作り方ではなく「知識」です。

なぜそれを行ったのかと言う理由と知識を
しっかりと押さえることで記憶に定着し、
その引き出しの量を増やしていくことが

「料理の腕が上達していく」ということです。

「技術そのものの向上」は知識を蓄えた人間が、
その回数をこなしていくことでしかありません。

無料で分量から作り方から知識まで全て見れるレシピもありますので、是非そちらもご覧になってみてください。

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・ハンバーグを割れない様に作る方法

等についてわかりやすく解説しています。

一緒に勉強していきましょう。

■分量


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