見出し画像

好きな子にフラれ、卒論に追われ、レッチリの良さを知る



もうだめだろ。これぇ。。


そんな言葉が出てくるように辛さが畳みかけが来る時期が、短い人生の中でも何回かある。
今がまさにそれだ。

大好きなじいちゃんが亡くなり、寒さに1人で耐え始めた12月初旬。
大学の卒業論文の提出期限が早まったのはその頃だ。

「嘘やと言うてくれ」
ゼミの教授がゼミの授業をサボりまくった今年
ロクな面談もせずにここまで来た。

同じ大学の他のゼミでは毎週一回は必ずゼミが、忙しければ週2日以上それに時間を取られると聞いた。それはもはやゼミの差ではなく文化の差であるとも思えてくる。

そんなサボり魔の教授のゼミに入った自分も
もちろんサボり魔なため、直前まで卒論を書くはずもなく
直前に死ぬ気で頑張り始めた。
最初にぼやっと決めていたテーマも本気で取り組み始めると、「そんなこと出来ないし、出来たとして目的何だよ」とツッコむしかないクソ文しかないことに更に絶望を深めながら書き進める。
追い込まれると流石に人間頑張れるもので、1日に4000字というペースで何とか卒業までの道を見つけていた。しかしそこに別の絶望のLINEが鳴り響いた。

フラれた


「慰め会いつにしますか?」

これは説明すると、僕は大学で知り合った人に告白をしていたのだがまだ返事が返ってきていない状況であった。

それを共通の友人に相談したところ、返事がOKであれば「惚気る会」
NOであれば「慰め会」を開催しましょう!と言ってくれていたのだ。

そう”NO”である。

もう膝が重い、やめてくれ。
返事をその共通の友人が詳細まで聞いてくれていた。
あっ きっっttい
詳細を聞くと更に心が折れた。

正直密かな自信があった。そこがまたみっともない。
勝率は五分五分と周りに話しながらも勝算があり、勝ち越すと信じていた。あー、もうこれを書きながら傷が痛い。


落ち込む時間を卒論はくれない。
パソコンを開きながら頑張るそんな僕の心に
卒論の嫌気と失恋の傷が、わんこそばの要領で毎秒交互に流れ込み、それを流し込む。


味方が必要だ。。こういうの相談出来る友達は正直いない
中学からの友達にフラれたことを報告すると「お前は太陽が東から昇って驚くのか?」⇦原文まま
と言われた。やばいだろ。

それなら本か!!
本は効果あるかもだが、そんな時間ない。

レッチリ

ミュージックミューージックそうだミューージック
頭が急におかしいのは見逃してくれ

まあ音楽だ。
割と適当にプレイリストを漁りながら、パソコンに向かう
ふと流れた音楽が妙に心地良かった。

Red Hot Chili Peppersだ。

Under the Bridge
Black Summer


今の寂しさと作業に集中したい気持ちをどちらも満たしてくれる良曲だった。
にわかすぎて知らなかったが、レッチリまだこんな良い曲隠し持ってたのかよ。

ロックのかっこよさとバラードの繊細さ対極のようなものを持っているのは強い。ずるい。かっこいい。


終わり

失恋の痛みと課題の逼迫感と引き換えに良曲を手に入れた。
そんだけ
とてもきちい
みなさんお疲れ様です


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?