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音楽:レッチリ

ミクスクチャーロック(和製英語)が流行った時、「グルーヴ感」という音楽の用語も同じくらいよく聞きました。「ノリ」「一体感」と訳されます。ただし、なかなか言葉では伝えてきれないですし、主観的な部分もあり、感じ方は人それぞれです。
僕が思うグルーヴ感のあるバンドは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、サウンドガーデン、ブラック・サバス、レッド・ツェッペリンなどです。
バンドメンバーの技術力があり、ドラムとベースに主導権があり、バンド全体がジャムセッションをするように演奏を楽しんでいる場合に、「ノリ」がいいなーって思います。
レッチリのアルバム「カリフォルニケーション」は大ヒットしたアルバムで、自分の周りでも人気がありました。しかし、昔からのコアなファンは「マザーミルク」「ブラッド・シュガー・セックス・マジック」がいいと主張していたのも記憶しています。確かに、初期のレッチリの方が、ヴルーヴ感は断然あり、バンドするような音楽好きにとっては、最高の作品だと思います。
「カリフォルニケーション」の「スカー・ティッシュScar Tissue」は、ボーカルのアンソニー・キーディス(Anthony Kiedis)が作詞しました。彼はこの曲をたいそう気に入っており、自叙伝のタイトルにしたほどです。歌詞の内容はとても内省的です。このアルバムがなかったら、ここまでレッチリのことは好きにならなかったと思います。


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