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末寺の末事 128

 前言撤回、とまで言いませんが…。
 集団の力による教化伝導で個人の信仰心や宗教感に影響を及ぼすことは、大いにあると言えましょう。
 しかしそれでも、あくまで宗教や信仰は個人的なものです。個人が信仰した結果的に、全体に影響を及ぼすことがあっても、逆では意味が成立しない。
 繰り返しにになってクドいですが、その結果衰退するしかなくなるので、重要なことです。

 価値がなくても意味はありますが、意味がなくては価値はあり得ないからです。

 鈍化制度となった檀家制度を脱却し、真の意味で門(信)徒制度に回帰しなければ、末寺の末事は暗いだけのものになりましょう。

 ここを主たるポイントとして、では具体的には何から着手すれば良いのか。
 もの凄くシンプルで単純な発想だけど、現状を分析し長所を活かす。この末寺の強みはどこにある?何なのか?

 過疎集落、人口減少、超高齢化、自分自身の実力不足…。

to be continued



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