【Python】一番簡単なプログラムを作ろう
一番簡単なプログラムを作ろう
プログラミングの入門では、「Hello World」と呼ばれるプログラムを作成するものがお決まりとなっています。
理由はよくわかりません!だけど、なぜか、どのプログラムも「Hello World」です。
Hello Worldプログラムを書くことで、それに使用したプログラミング言語の特徴が自然と見えてくるらしい。
とりあえず、Hello Worldを書いてみましょう
一番簡単なHello Worldプログラム
print('Hello World')
Pythonで書いた最も簡単な「Hello World」プログラム
プログラム構造を見てみよう
「Hello Worldプログラム」とはこのように「画面にHello Worldと表示する」プログラムのことです。
では、このプログラムを構成する要素を見てみよう。
このプログラムには大きく2つの要素がある。
print関数
文字列'Hello World'
print関数とは「引数(ひきすう)に受け取ったものを画面などに表示(出力、print)」するために、Pythonに標準で組み込まれている「関数」の1つです。
Pythonにおける「関数」とは、「引数に何かの値を渡すと、その値をもとになにかの処理を行い、その結果を返す」ような動作をします。
print関数では「なにかの処理」と「その結果」が「画面に表示する」ということを行います。
関数に引数となる値を与えて、その結果を表示するには、「関数名に続けてかっこ()を書き、その中に引数となるものを記述」します。
コード上では、print関数の引数として"Hello World"が渡されています。
これを「引数に"Hello World"を指定してprint関数を呼び出す」のように表現します。
この"Hello World"は、Pythonの「文字列」です。
「文字列」とは「文字が連なったもの」のことで、ここでは「H」「e」・・・「d」という1つ1つの文字が連なって「Hello World」という文字を作っています。
文字列であることはシングルクウォート「'」またはダブルクウォート「"」を使って記述します。
プログラミングの世界では、ユーザに何かを伝えたり、ファイルに保存したりするなどの目的で文字列を使用します。
いろいろ書きましたが、プログラムはようするに「Hello Worldとprintしろ」という命令を実行していると考えてください。
何かを画面に表示したい場合はprint関数を使うと覚えておくといいでしょう。
またpythonには言語標準で多数の関数が用意されています。ここでは覚えてなくていいですが「標準ライブラリ」や「外部ライブラリ」を活用することで、より多くの機能を利用できます。
まとめ
関数は「引数に何かの値を渡すと、その値をもとになにかの処理を行い、その結果を返す」という動作をする
文字は1つ1つの文字がかさなっているものなので、シングルクウォート「'」またはダブルクウォート「"」で囲んで記述する
print関数は「引数に与えたものを画面に出力する」という処理を行う
画面に何かを表示するにはprint関数を使う
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