見出し画像

「"目標達成の締切日"を厳しく設定する」習慣

昔、あるところに3人のレンガ職人がいました。
3人のうち1人の職人に向かって、ある人が次のような質問を縞板。

「あなたはここで何をしているんですか?」

1人目の職人Aは「ご覧の通り、レンガを積んでいます」とこたえました。
2人目の職人Bは「1日の手間を稼ぐために働いています」とこたえました。
3人目の職人Cは、夢見るような明るい表情で空を見上げながら「ここに素晴らしい建物がたつんです。永遠に残る大聖堂です。この地方の人々の心のオアシスになる大聖堂が建つんです。わたしはそのために、こうしてせっせとレンガを積んでいるんです」とこたえました。

職人Cはの話は続きます。
「私はレンガ職人をしながら夜間学校へ通ってます。建築設計の勉強のためです。いまはしがない職人ですが、将来は必ず一流の建築家になってみせます。そのためのステップとして、まず来年中に資格試験を受けます」と、目を輝かせながらきっぱりと答えました・・・。

この物語は、私たちにひとつの教訓を与えてくれています。AとBの職人はこれといった目的のない、その日暮らしの人生です。だから、AとBの職人は一生、ウダツがあがらないでしょう。

一方、自分の目標を鮮明に描いた職人Cは、決して下積みのレンガ職人にはとどまっていない。必ずその目的を果たし、成功者となるでしょう。という教訓です。

目標を目指して努力する過程にしか、人間の幸福は存在しない」これは三島由紀夫の名言です。
人生における目標設定の大切さを説いているわけです。

古今東西の発明、科学上の発見、技術開発、事業の成功・・・。いずれにも共通点があります。それは、それらの発見をした人たちが「明確な目標」をもっていたということです。だから、そのことが実現したわけです。

私たちの人生にも「目標設定」が大事だと思います。
トップセールスといわれている営業マンたちは、このようにいっています。
「私は売上をあげることばかり考えています。でも、ただ単に売上アップを叫んでいるうちは成績が上がりませんでした。それではダメだということで、詳細な数字と締切日を厳しく設定しました。そうしたら強いパワーが出て、次々に目標が達成されていきました。特に、締切日間際のパワーはすごいものです」・・・。

このセルフコントロールのノウハウは、すべての人に活かせるはずです。自分の目標実現のために、「具体的な数字や締め切り日を厳しく設定しておくことが重要」・・・漠然とした空想では、いつまでたっても実現しないからです。

もっと【「"目標達成の締切日"を厳しく設定する」習慣】を学びたい人はこの本がおすすめです!



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?