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「むやみに腹を立てない」習慣


「あまり怒りよると、とうとう腹も立てられないような、不幸な身体になってしまうぞ」(吉田松陰)

私たちは、この吉田松陰の言葉の意味をじっくりかみしめてみる必要があります。

カッカと腹を立てている最中に倒れてしまった。死因は脳卒中・・・まさに「不幸な身体」

すぐにカッカと興奮してしまう人、つまり"怒りん坊"の人は、たいてい高血圧で悩んでいます。あるいは、何らかの病気を抱えていて苦しんでいます。

「怒り」というものは、そんなに毒なのでしょうか?結論からいうと「むやみな怒りは寿命を縮める」といい切れると思います。

「怒り」「悲しみ」「不安」「恐怖」「心配」「憎悪」「うらみ」などの精神状態のとき、人体にはある物質が発生する。その物質にはかなり強力な毒性がある。という結論です。

毒蛇の場合には、その毒を貯めておく袋があります。そして、その袋から出た毒はうまく体外へ出るような仕組みになっています。つまり、自分には害がないわけです。

人間には、そのような仕組みになっていません。自分で出した毒は、自分の体内を回るよりしょうがないのです。だから、毒をつくってならないのです。その毒が体中に回って病気を作り出すからです。

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