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【Python】もうちょっと難しいプログラムを作ろう

もうちょっと難しいプログラムを書いてみよう!

次にこんなプログラムを書いてみよう!

name = input("input your name!")
message = "Hello" + name + "!"
print(message)

少し難しくなったプログラム


先ほどは1行のプログラムだったが、今度は3行のプログラムになった。

実行してみると「input your name:」というメッセージが表示されるので、名前を入力して[Enter]キーを押す

Helloメッセージが表示されたあとに、入れた名前が表示されます。

このプログラムでは、新しく次の要素が使われています。

  • input関数

  • 変数

  • 代入演算子

  • 結合演算子

今回は、この4つについて説明を記述してきます。

説明

変数、代入演算子、input関数


1行目

input関数

input関数は「引数に受け取ったメッセージを画面に表示して、ユーザーからの入力を受け取り、それを文字列として返す」という動作をします。

inputで入力をした文字を「name」という変数に入れています。

では?変数とは?

変数は何かの値を取っておくためのものなので、変数を使うときには、最初にその値を変数に保存しておくものです。と覚えてください。
そして、変数に「なにかの値」を保存するには多くの場合、代入演算子を使います。pythonでは「なにかの処理を行う記号類」のことを「演算子」と呼び、その中でも「=」記号は代入を行うことから「代入演算子」と呼ばれます。

代入演算子

代入演算子「=」記号の右側(右辺)の値が代入演算子「=」記号の左側(左辺)に代入されます。
つまり、「変数 = 何か」と書けば、代入演算子(=)の右辺の値が左辺の変数に「代入」されます。
例えば、「ans = 1 + 1」という文字があった場合、ans変数にはその計算結果である「2」が代入されます。

代入と言いましたが、これは左辺の変数が右辺の値を参照するように結び付ける処理とも言えます。このことから、結びつけるという意味がよくわかる「束縛」と呼ぶこともあります。

2行目

結合演算子(文字列の結合)

message = 'Hello' + name + '!'

name変数を利用して文字列を結合しているコード

そして"Hello"とnameの変数を結合するために「+」の文字を使いますが、これが「文字列の結合」を使って結合します。

今度は、name変数とは別の「message」変数という物が出てきたが、ただし、やっていることは「変数 =  なにか」の基本形と同じです。
1行目と変わりません。
つまり、このコードはmessage変数に「'Hello' + name + '!'」の「値」を代入していることです。

3行目

実行の流れ(制御フロー)

print(message)

message変数の値を画面に表示

message変数の値はすでに見た通り'Hello World!'という文字列なので、print関数にmessage変数を渡しているだけで、これが画面に表示される処理を行っているだけです。

ここで大事なことが1つあります。
それは「プログラムは上から下に順番に実行されている」ということです。
上から順番に、プログラムは「基本的」に下方向に実行されます。
そして、プログラムがどのような順序で実行されるかを「実行の流れ」とか
「制御フロー」と呼ぶことがあります。

まとめ

  • 変数は「なにかの値を保存するもの」「なにかの値につけた名前」と考えられる

  • プログラムコードに変数を記述すると、その変数の「値」をその場で利用できる

  • 演算子は「なんらかの計算を行う記号類」のこと

  • 代入演算子「=」は「右辺の値を左辺(の変数)に代入」する

  • 結合演算子「+」は「文字列と文字列を結合」する

  • input関数は「ユーザにメッセージを表示してから、入力を受け取り、その文字を戻す」とする


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