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【GoogleAppsScript】ループを制御する【break文】


break文でforループを抜ける

スクリプトではD列が「true」でない行を見つけたら、その行の名言をログ出力して、「true」と入力するようになっています。

ですから、そのタイミングでforループ文を抜けることができれば良いわけです。

そんなときに、break文を使えばループを抜けることができます。


break;


このbreak文が含まれているforループを即時に抜けることができます。

今回のように、if文の中で特定の条件にマッチしたときに抜ける、という使い方がスタンダードです。


break文を使って、反復を抜けるようにすると、スクリプトは以下のようになります。


サンプル

function myFunction() {
 const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet(); 
 const lastRow = sheet.getLastRow();
 
 for(let i = 2; i <= lastRow; i++) {
   if(!sheet.getRange(i, 4).getValue()){ 
     console.log(sheet.getRange(i, 1).getValue());
     sheet.getRange(i, 4).setValue(true);
     break;
   }
 }
}

いつものスクリプトエディタに入力→実行を押したあと、「D列」を見てみると、カラの部分にtrueが入って、ログも出力されています。

名言-Google-スプレッドシート (1)

スクリプトの実行をするとスクリプトエディタの下部にこういった表示がされます

001-プロジェクト編集者-Apps-Script

ログには最後にDに値が入ってたものが出力されています


名言-Google-スプレッドシート (2)

スクリプト入力後赤枠の部分がtrueに変わっています!


もっとGoogleAppsScriptを学びたい人はこの本をおすすめします!







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