【GoogleAppsScript】イベントIDを使って予定を取得 ～オプション機能～

今回のプログラム

プログラム説明

var now = new Date();

こちらはJavaScriptの Date関数を使っています。
本日の日時を取得しnow変数に代入します。
開始日時を指定をするために使います。

var next24hours = new Date(now.getTime() + (24 * 60 * 60 * 1000));

こちらもJavaScriptの Date関数を使っています。
24時間後の日時(ミリ秒)で取得します。
終了日時を指定するために使います。

もし任意の日数に変更をしたい場合は、『24 * 60 * 60 * * 1000』この部分の24という数字を任意の日数に変更してください。

getEvents(startTime, endTime, options);

events.getEvents(now, next24hours, {search: '予定1'});

getEventsは、指定された時間範囲内に開始するイベント、時間範囲内に終了するイベント、または時間範囲を含むイベントを返します。

今回option(オプション)に、検索「search」を使い「予定1」だけ抜き出すように処理を追加しています。

optionのJSON形式の条件は下記になります。
statusFiltersを指定しない場合はsearchの文字は「完全一致」になりますので注意してください。

option部分の説明です

サンプルプログラム

function myFunction() {
	var now = new Date();
	var next24hours = new Date(now.getTime() + (24 * 60 * 60 * 1000));
	var events = CalendarApp.getDefaultCalendar();
	var allevents = events.getEvents(now, next24hours,{search:"予定1"});
  for (i in allevents) {
    console.log(allevents[i].getTitle());
  }
}

プログラム実行前

実行前のカレンダーに、あらかじめ「予定1」「予定2」「予定3」の予定を追加してあります。
今回プログラムで全件取得ではなく、完全一致の形で「予定1」だけ取得します。

プログラム実行後

プログラム実行後「search」で指定した「予定1」だけが実行ログに表示されていることを確認します。

実行ログは「予定1」だけが表示されます

注意

実行時に「権限ポップアップ」が出る場合はこちらを参照してください。

もっとGoogleAppsScriptを学びたい人はこの一冊！

詳解! GoogleAppsScript完全入門 ~GoogleApps & G Suiteの最新プログラミングガイド~

Google Apps Script目的別リファレンス 実践サンプルコード付き

Google Apps Script クイックリファレンス

#GoogleAppsScript #JavaScript #プログラミング #プログラミング初心者 #JavaScript初心者