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【無料】日本人に関する記事

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日本人の考え方・典型的な日本人に関する記事をまとめました。割と辛口です。
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#海外生活

食洗機が未だに『贅沢品』の日本 〜家事代行サービスを使うことは、なぜ今でも『悪』なのだろうか?〜

こんにちは、taigaです。 以前の記事で、日本では未だにかなり多くの夫婦・カップルで、稼ぎが多い側(大体は男性)は、家事の半分を自分の役割と捉えず、他人事だ。 むしろ一部の人間は『妻の稼ぎが自分と同じなら、分担してやっても良い』という感覚が強いという話をした。 また、家事を手伝っていると自負している人々でも、本当は『名もなき家事』のことは、実は知っていて無視している可能性が高いという話をした。 こういう事実があるにも関わらず、家事は面倒で時間の掛かるものだということ

ドイツでは親の介護はその子ども達が当然のようにやっている

こんにちは、taigaです。 最近、ドイツ人の友人と会う機会があり、半年ぶりぐらいだったので世間話にも花が咲いたわけだが、その中の話題の1つで、『親の介護』というものがあった。 もちろんドイツにも年金制度があるので、普通の人々は、老後は年金生活ということが一般的である。 だが、とても興味深かったのが、介護を受ける段階に入った時の、本人たちの、そして子どもたちの価値観が日本とは全然違うということだ。 ドイツでは、年を取ったら老人ホームに入るのが普通という感覚特に僕が「なる

海外で現地在住の日本人を一発で見抜く方法

こんにちは、taigaです。 僕は前回、海外在住の日本人は他の日本人に厳しくて不寛容という記事を書いた。 前回の記事が長くなりすぎたので、今日は新しい記事として、前回入れられなかった余談を投稿しようと思う。 海外在住の日本人の多くは『日本人アンテナ』を持っているさて、今回も実際に現地に住んでいる海外在住者あるある話だと思うのだが、基本的に海外在住の日本人は、自分のテリトリーに他の日本人が来るのを好ましく思わない人が多い。 それが理由かどうかは分からないが、そんな彼らには

海外在住の日本人は、なぜか日本人に厳しい

こんにちは、taigaです。 前回の記事は、『海外移住に憧れる日本人に対して僕が思うこと』であった。 さて今回は、海外生活に夢を見ている日本人と全く逆の立場のケース、つまり『海外在住の日本人によく見られる思考』について話していく。 先日シェアさせて頂いた記事から、海外在住の日本人あるあるを一部抜粋して引用させて頂いた。 下記の引用文だが、こちらは原文では「デンマーク」となっているが、僕の場合はドイツだし、読者の皆さんは憧れている国を思い描いて頂ければ良いと思う。 だが、

海外に住むということは、差別される側になる覚悟を持つということ

こんにちは、taigaです。 先日、note内を巡っていて、興味深い記事を見つけたので読ませていただいた。 この記事は、現在デンマークに住んでいる方が数年前に書かれたものだ。 隣国の話なので、ドイツとは直接の関連はないのだが、『海外在住の日本人からみた視点』で共感するところがあったのでシェアさせて頂いた。 僕の書く文章と違って、読む人を選ばない、「なるほど」と思わせてくれる記事だ。ぜひ読んでみて欲しい。 さて、今日のメインテーマだ。 僕がこれから書く内容は、上記の記事と

日本の漫画やアニメのヒロインが『女らしさの塊』のように見えるようになってしまった

こんにちは、taigaです。 日本の誇るべき文化の一つに『漫画・アニメ』があるわけだが、今日はそれについて最近特に思うところを書いてみようと思う。 その昔は『漫画』そのものが大人から嫌われていた1970〜80年代頃までは、日本でも漫画という文化自体がまだそれなりに歴史が浅く、大人たちはとにかく『子どもの教育に悪い』と毛嫌いしていた。少し前だとクレヨンしんちゃんが当時の大人から『下品だ』と大バッシングを受けていたのと同じ原理である(まあ確かに当時のエピソードの多くは、お世辞に

外国人とご飯に言った時に絶対言ってはいけないセリフ

こんにちは、taigaです。 最近は結構キツイことをズバズバ言う内容だったので、そろそろ自分の体験談も書いておこうと思う。 タイトルからしてわかる通り、今回もドイツに来てから身をもって体験した、苦い失敗談だ。だがこのテーマについて、多くの日本人は一度は『思ったこと』あるいは『言ったこと』があると思うので、これをぜひ読んで僕と同じ轍を踏まないでもらえると嬉しい。 (いや、敢えて僕と同じ轍を踏んで、身をもって体験してみるというのも構わないが、失敗した直後の、その場の痛々しい空気

なぜ「男はATM」などという言葉が存在するのか?

こんにちは、taigaです。 本記事も、相変わらずインパクトの大きなタイトルだ。 「男はATM」 今でも日本でこのような表現が使われているのかどうかは分からない。だがこれは日本人なら恐らく一度ぐらいは聞いたことのあるフレーズであり、価値観アップデート中の僕ですら聞くたびに非常に不快な、何とも言えない胸クソな気持ちにさせてくれる言葉でもある。 『男はATM』とは、言い方を変えると『男は経済力』というのと同義だ。 しかし、そもそも日本の社会でなぜこのような言葉が生まれたの

ドイツで女性に『専業主婦』と言ったらものすごく怒られた話

こんにちは、taigaです。 さっきタイトル画像をアップロードして改めてプレビューを見ると、なかなかこれはキャッチーな題名だ。 タイトルはやや盛ってしまった気がする。別に怒鳴られたとかではないので、そこは安心して読んでほしい。 そんなわけで、今日はちょっくらドイツにおける『家事育児に専念していて、就労していない女性(専業主婦)についての考え方』について語ってみようと思う。 ちなみに、専業主婦(Hausfrau)ならぬ専業主夫(Hausmann)も存在するが、日本と同じよう

ドイツに住んでいる中で「ここは正直苦手だな」と思うところ

こんにちは、taigaです。 前回は、ドイツのスーパーのいい意味でのユルさを紹介しました。 これはドイツに限らず、他の国でもあるあるネタだと思います。海外生活は日本にはない体験ができる機会だと思っています。 さて、海外生活と一括りに言っても、多くの海外在住の方々は、皆さんが想像しているような『充実した素晴らしい生活』を送れているわけじゃないです。言葉の壁はとても厚いので、皆さんが思っている以上に(つまり外から見えている以上に)日常生活にストレスを抱えている人は多いと思います