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必殺仕事人(バスの運転手編)

僕は京都に住んでいます。京都ではバスがいたるところを走っていて、車なんてなくても割とどこでも格安で行くことができます。

京都のバスは(全国どこでもそうだと思いますが、)運転手さんがとても親切です。しかし、名物運転手さんというものが存在しません。もしかして存在しているかもしれませんが、僕は今のところ知りません。

バスに乗っていると、代わる運転手さん。そして、ある停留所まで運転してくれて、また交代する運転手さん。ただ、淡々と仕事をこなす運転手さんを見ていつも思うのは、運転手というのは表の世界での仕事なんじゃないかということです。

暗殺者集団だとしたら

映画で「ウォンテッド」というものがあります。その映画では、表向きは布を製造する会社なのですが、その中の従業員はみんな凄腕の暗殺者で、ある指令に従って人を殺していきます。殺す人間は、生かしておくと後に大量殺人をすると予言された人間です。

いうなれば、この映画のバス運転手Verってことです。何がいいかというと、バスの運転手って、顔を覚えられにくいし、たとえ覚えられたとしても、毎日違う路線を走っているので、二度と会うこともないし、暗殺にピッタリなんです。

というわけで

バスの運転手が凄腕の暗殺者(必殺仕事人みたいな)で、組織として京都の安全を守っていると思っています。

ありがとう、バスの運転手さん。



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