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EQ検査を受けてみたらこれから目指すべきものが見つかった

昨年末にEQの基礎講座を受け、今年の年初にEQ検査を受けてみました。

検査結果と私がこれから目指すべきものを書いておきます。


そもそもEQとは

Qは「心の知能指数」とも呼ばれ、自分や他者の感情を理解し、コントロールする能力を表す指標です。

主な要素は以下の4つです。

  1. 達成意欲:結果を出すために物事をやり遂げようとする能力

  2. 対人関係への意識:良好で強固あ人間関係を構築する能力

  3. ウェルビーイング:エネルギーや機能を高いレベルで保つ能力

  4. クオリティオブライフ:よりよく生きることで真の幸福を創造する能力

EQは、仕事やプライベートなど、人生のあらゆる場面で役立つ能力です。

EQとIQの違い

EQIQは、どちらも人間の能力を測る指標ですが、それぞれ異なる側面を測定します。

EQは「心の知能指数」と呼ばれ、自分や他者の感情を理解し、コントロールする能力を表します。具体的には、以下の5つの要素から構成されます。

  1. 自己認識:自分の感情を正確に認識し、理解する能力

  2. 自己管理:感情をコントロールし、適切な方法で表現する能力

  3. 社会的認識:他者の感情を正確に認識し、理解する能力

  4. 人間関係:他者との良好な関係を築き、維持する能力

  5. 意思決定:感情に左右されず、合理的な意思決定を行う能力

一方、IQは「知能指数」と呼ばれ、論理的思考能力や問題解決能力を表します。具体的には、以下の要素から構成されます。

  1. 言語能力:言葉の意味や使い方を理解し、運用する能力

  2. 空間認識能力:空間的な情報を理解し、処理する能力

  3. 論理的思考能力:情報を分析し、論理的に結論を導き出す能力

  4. 記憶力:情報を記憶し、必要な時に思い出す能力

  5. 処理速度:情報を素早く処理する能力

EQとIQは、それぞれ異なる脳の領域で処理されます。
EQは、脳の中心部にある大脳辺縁系で処理されます。大脳辺縁系は、感情や記憶、動機に関与する領域です。
IQは、脳の前頭前皮質で処理されます。前頭前皮質は、思考、計画、意思決定に関与する領域です。

EQとIQは、相関関係はあるものの、必ずしも一致するわけではありません。EQが高い人は、人間関係が良好で、ストレスに強く、リーダーシップを発揮できる傾向があります。
IQが高い人は、学業成績が良く、問題解決能力が高く、新しい知識を習得するのが早い傾向があります。

EQ検査の受け方

私はHyper-collaboration社のEQ診断に申し込みました。
https://www.hypercollaboration.co.jp/event-details/online-eq-sei

シックスセカンズ社のEQ検査は、米国心理検査 Level B に分類されており、
EQ検査受検後に、資格を持ったアセッサーとのデブリーフィング(レポートの読み解き)が義務付けられています。
https://6seconds.co.jp/eq-articles/sei-leadershipreport

EQ検査の結果

さて、EQ検査の結果は以下の通りです。

【Strength Point】

  • 感情のナビゲート

▼解説▼
感情のナビゲートがエキスパートの域に達しているリーダーは、自分の感情のナビゲートが非常に上手くできています。 感情を情報やエネルギー源として利用し、適切に表現することができるでしょう。今現在、あなたが直面している状況に合うように、自分の感情を変化させることが容易にできるでしょう。 あなたは、感情について理解が深く、周囲の人を気持ちよく動かすことができます。あなたのその姿勢がメンバーの信頼を得、率直なコミュニケーションを行い、強い参加意欲を引き出します。

  • 感情リテラシー

▼解説▼
感情リテラシーがエキスパートの域に達しているリーダーは、感情から得られる知識量が多く、それを優れた意思決定に利用します。感情は、多種多様で複雑で、微妙な意味合いの情報をもたらしますが、あなたは、それら感情に気づいているようです。 あなたは、感情がもたらす影響を理解しています。困難な仕事に直面した際などは、前向きな感情を作り、取り組むために自分の感情を戦略的に活用する能力があるようです。 あなたは、自分の言葉や行動を確実に感情と一致させ、他者とコミュニケーションを取る時、「感情レベル」で相手のことを理解しようとしています。また、「感情レベル」のコミュニケーションを常にとっているため、周囲の人からの尊敬と信頼を築いています。

  • 楽観性の発揮

▼解説▼
楽観性の発揮がエキスパートの域に達しているリーダーは、問題解決を得意としているようです。常に、難しい問題をチャンスと捉え、別の計画や解決策を考えます。 このようなリーダーは、自分の失敗の責任を取り、失敗に対する説明責任を負うでしょう。また、成功した場合は、自分の成功に対する称賛を受け入れます。たとえ周囲の人が「不可能」というバリケードを作っても、何にでも、解決策は存在することが分かっており、悲観的な意見にひるむことはありません。未来を創っていこうという責任感が自分自身のエネルギーと可能性を最大限にし、周囲の人を同じ目標に向けて元気づけるのです。 悲観的な考え方の人たちは、このようなリーダーを「常にバラ色の眼鏡をかけている」と、不満を言うこともあります。ある意味、これはその通りで、非現実的にリスクを最小限に見なし、利益を誇張して述べることにもなりかねません。 また、極めて楽観的なリーダーは、自分自身やチームの達成が「不可能」だと思われる目標を設定し、日頃から悲観的な人たちを
当惑させることもあります。

【課題 Point】

  • 結果を見すえた思考

▼解説▼
結果を見すえた思考は、自分自身の「選択」や自分のチームや組織のために、最善の決定をするための鍵となります。 短期的、⻑期的、戦略的な計画の全てに自分の能力を利用し、「人との関わり」を考慮しましょう。これはあなたやあなたの組織が、メンバー同士や顧客とのきずなを築くことに役立ちます。計画を立てる時は、起こり得ることと、起こり得ないことの両面の状況を見すえ予測しましょう。 例えば、人を採用する時、その応募者が周囲の人にどのような影響を与えるか注意深く検討しましょう。 結果を見すえた思考のレベルの高い人は、衝動的な行動をとることはあまりなく、また、遊び心を持つことは難しいと感じるため、慎重過ぎると見られています。また、自分自身でもそのように思っているのではないでしょうか。創造的で衝動的になってもいい状況もあります。リスクを読む自分の直感を信じ、そのような時を見つけましょう。

  • 共感力の活用

▼解説▼
あなたは、共感力がリーダーシップ発揮には重要だと分かっており、その能力を得るために、順調に前進しています。しかし、あなたは、仕事で手一
杯であったり、プレッシャーを感じていると、感情に深い注意を向けずにやり過ごしてしまうことがあります。このような時は、相手と相互理解をしっかりすることが最も必要です。 誰かが問題や心配を抱えている場合は「ただ耳を傾け」ましょう。その人の問題を解決しようとはせず、あなたの
80%の時間と労力をその状況や、その人の感情を理解するために使いましょう。注意深く耳を傾け、相手の表情に気づき、ボディ・ランゲージの意味を理解することで、その人の感情を認識することができます。 それから、相手の感情に対応する感情を自分の中に探しましょう。それは、適切な対処法を決めるのに役立ちます。自分と相手の間には、「言葉のレベル」と「感情のレベル」の2種類のやり取りが存在していることを念頭に置きましょう。そして、必ずその両方に対処しましょう。

EQ検査を受けてこれから目指すもの

以下2つ、意識してみようと思います。

  • 共感力を上げて、共感型リーダーを目指す

  • 共感力を上げるために広義の自分の在り方を考えてみる

自分という1人の人間を"狭義の自分"としたとき、
"広義の自分"とは、家族・友人・会社・コミュニティなどなど、自分が属するものと定義されます。

これをより自分ごと化し、それぞれに「自分らしさ」を追求していくことによって、共感力を生み出し、共感型リーダーになっていきたいと思います。


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