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大学教員公募戦士:面接で聞かれたこと

書類選考を抜けると、次はおおよそ面接です。しかも1回しかない場合が多いので、一発試験のつもりでいてください。近年は新型コロナウィルス感染症の感染状況をみて、オンラインでの面接もあります。この場合、お互いに(?)気軽に面接することもできるため、回数が結果的に増えるかもしれません。

面接で聞かれたこと

  • 履歴の確認と、その内容の質問

  • 学位の確認

  • 現在までの研究内容の説明

  • 現在担当している講義とその内容

  • 経験した委員(学校運営には委員という仕事があります)

  • 着任したとき担当したい講義とその構想

  • 学生と接するとき気を付けていること

ここらあたりは普通に聞かれることですし、誰もが予測できると思います。

様々なことを察することができる質問

  • オープンキャンパス担当の有無/担当した内容

  • 高校訪問で気を付けていること

  • うちでは研究の時間を確保が難しいがよいか

  • 近年学生の質が下がっているので苦労するとおもうがよいか

  • 円満に退職できるか

オープンキャンパスや高校訪問のことを聞かれるということは、いわゆるそういうことなんでしょう。

なぜそれが聞かれたか分からない質問

  • お酒は飲めるか

  • パートナーの出身地

  • 現在の個人研究費の金額

  • X会のY先生を知っているか

しらんがな!
わからんでもないが、今聞くことじゃないよ!

うまく切り抜けたい質問

  • 公募には書かれていなかった科目を担当できるか

  • 研究成果の数と質の目標

  • 教育の質の目標

担当できない科目をできません! としてしまうのはよろしくありません。「まだその分野の研究は十分にサーベイできておりませんが、もしおまかせいただけるのであれば、担当できると思います。」と、将来に含みを持たせておくと良いでしょう。

ほか、変な質問は本当にたくさんあります。

(ここからは投げ銭用の短文です。)

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