大学教員公募戦士:内定通知書
年度内に終わらせないといけない仕事に追われつつも、大掃除のようなこともやっています。DX化が叫ばれる中、まだまだやたらと「紙」があり、まあまあ保存する必要があります。保存期限が切れたものからシュレッダー行きです。
大事な書類
大事な書類は封筒ではなく、透けて見えるクリアホルダーで管理しています。たまたま引き出しから出てきたそのホルダーに、過去の公募戦線での戦いの様子が残されていました。
内定通知書
内定はメールや口頭(電話)などで通知され、書面ではあまり残りませんということをかつて書いたことがあります。
ところが一通出てきました。内定通知書です! もうすっかり忘れていて申し訳ありません。実は企業でも内定通知書を発行する義務はありません。大学はなぜか発行しないところが多いのですが、それも問題はないのです。
しかし、内定通知書を出したあとの内定取り消しは、解雇と同等の扱いになります。あと大学に多いケースは内々定でしょうか。例の口頭での内定です。
内々定は非常にグレーで、組織に内定通知書ほどの縛りがない場合もありますし、ある場合もあります。結局内定通知書があったほうが、次の大学での仕事に安心して就ける準備ができるということになります。
労働条件通知書(雇用契約書)とは異なる
内定通知書に似た書類として、労働条件通知書があります。こちらは労働基準法で明示が規定されています。
労働条件通知書は、おおよそ内定の時や入職(入社)の時に出てくることになっています。しかし多くの大学人は、辞令は受け取っても細かな条件は示されないままなのではないかと思います。
(ここからは投げ銭用の短文です)
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