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読書から取り入れる才能無き自分がイラストで食べる戦略

こんにちは。note投稿2回目になります。
最初の投稿では自己紹介ということで「クリエイティブな仕事につきたい!」と宣言しました。しかし、今の自分の頭だとそれは夢のまた夢。
多くの成功者が実践している「読書」を利用することで、成長して発信しようというのがnoteの目的でした。


イラスト業界はレッドオーシャン?

現在自分はイラストを描くことを趣味としています。そのため将来はイラストに関わる仕事をすることを夢見てます。しかし現実を見ると今後イラストの仕事は供給過多になることが予測されています。自分を選んでくれる可能性がどんどん減っていくのです。そもそも既にプロの道を走っている人が多く、渋滞オブ渋滞状態です。

イラスト7

SNSでフォロワー9万人レベルのプロイラストレーターさんでさえこのようなつぶやきをしていました。

イラストは働きながらでもできる。。何も稼ぐ手立てがないのに1発目から「イラストレーターになる!」って決め込むとリスクしかない。
残念ながらアイドルとか声優と同じですでにレッドオーシャン

他にも現役で活躍している人から同じような厳しい意見が多くみられました。イラストで稼ぎたいと思う人が圧倒的に増えたのはソシャゲやSNS、youtubeの影響ですかね。自分も同様なのですが…。


プロからのアドバイスを真に受けると

自分は才能が乏しい身なのでとにかくプロのイラストレーターさんの意見を仕入れてきました。

今後イラストレーター業界は競争が激しくなります。
イラストで生計を立てるなら自分のアピールポイントを作ってください。
僕の場合は「女の子 × ケモ耳 × 武器」のイラストが売りです。
もしあなたがモンスターイラストが得意なら
さらに何でもいいから自分の好きな要素を2つ3つ加えてください。
それで他の人との差別化ができます。

これまでたくさん聞いたアドバイスの中から抜粋したものですが大体の共通ポイントがありました。それは「とことん自分の好きな要素を加えろ」という点です。この差別化の考えはとても重要です。

しかしこれらの意見をしっかり吟味せず、真に受ければ痛い目を見ると推測。たしかに「ケモ耳武器少女を描く人」や「タイツを描くのが大好きすぎる人」と特定の印象をつけられれば、自分の絵を選んでもらうのに有利に働きます。しかし冒頭に述べた通り、イラスト業界はレッドオーシャン。イラストの差別化だけをしても「業界の中の競争」は激化するのには変わりありません。そこで「読書で取り入れた知識」が頭をよぎりました。


10年、20年以上先を考えた戦略

正直現実を突きつけられたときは夢をあきらめそうになりました\(^O^)/
現実が夢を喰いつぶすことはよくある話です。しかし潔くあきらめるのは愚の骨頂。やりたいことでお金を稼いで生きていくには戦略を考える他ありません。ではイラストを生計の一部にするにはどうしたらいいか…とにかく本を読み漁り情報収集。ある日この本に出会いました。

「100人に1人のレアな人になれ」

元リクルート社のフェロー・藤原和博さんの教えであり、経営者の方であればこの教えを知ってる人は多いと思います。凡人でも複数の分野で「100人に1人の人材」になれば「1万人に1人」の人材になれるという考えです。


イラスト分野の差別化はどうする?

現在この藤原和博さんの教えを実践しているイラストレーターさんがいます。前記事で紹介した「さいとうなおき」先生です。

さいとうなおき先生は「イラストレーター × 講師 × youtuber」 の掛け算を実践し、現在は特に絵を上達させたい層の支持が圧倒的です。他にも同じような人はたくさんいるでしょ?と思われますが、細かくいうなら多くのイラストレーターさんが色塗りや線の引き方などの「メイキング」を投稿しているのに対し、さいとうなおき先生は絵との向き合いかたなどの「ノウハウ」を伝授しています。その少数の「ノウハウの伝授」が更に100人に1人の掛け算になっているのです。分析するとまだまだ100人に1人の要素が見えてきますが大きな要因はこれらだと読み取れます。

実は最近本を出版されていて、藤原和博さんの教えを紹介していました。

この本でさいとうなおき先生は

絵以外の他の分野でも100人に1人の人材になっておく

と述べていました。ここで自分が注目したのは「絵以外」という言葉でした。


差別化の方向性を変える

色んな分野の知識を貯めて1枚の紙(またはデジタルデータ)に落とし込むのがイラスト業界の理です。多くの人がまだ見たことない要素をイラストに盛り込めば物珍しさで注目されます。しかし頭で分かっていても正直自分には生涯イラスト一筋で勝ち残る自信はありません。

では逆の発想でイラストの知識を他の分野に落とし込むのはどうなのか?

希望の光が少し見えました。イラストを売ることをメインではなく、別の分野メインでイラストを織り交ぜれば自分だけの価値がでるのでは?と考えました。

今まで経験した趣味・好きなこと(もの)を掛け算して売りにできればとても面白くなりそうです。ちなみに自分の場合は

羊毛フェルト(手芸) × 日本酒 × 読書 × イラスト

この異分野合体をどう売りにするのか。不本意ながら即答はできませんがこれを実現出来れば誰もいない希少種の誕生です。組み合わせ自由自在でワクワクが止まりません。

イラスfト7


未知のものに価値をつけられたら

何を組み合わせるにしても、どの分野も一定以上の秀でた知識・技術がないと話にならないのは重々承知です。更にお客さまに喜んでもらえなければ意味がありません。しかし今まで爆発的に人気が出たものはどれも予測しなかった未知のものばかりでした。挑戦なくして成功なし、藤原和博さんの教えは多大な可能性があると信じてます。現在自分はすきま時間に色々想像を膨らませて模索しています。

もし自分と同じ悩みを抱えてる人がいたら、藤原和博さんの掛け算の教えを練ってみるのはどうでしょうか。



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