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武士道

こんにちは、Taidaです。

今回は、新渡戸稲造さんの「武士道」を読みやすい形で要約した「1分間武士道」の気になった部分をメモ代わりにここに残したいと思います。


「日本民族の特性」

義(正義感や義理堅さ)

勇気(勇敢さや忍耐強さ)

仁(寛容さや敗者へのいたわり)

礼(礼儀正しさや洗練)

誠(誠実さ、正直)

「武士が備え、実践すべき徳は七つ」

義=卑怯や不正を憎む心性

勇気=正しいことのために行動する

仁=弱者や敗者に対する寛容さ

礼=他人を思いやり、地位に敬意を払う

信と誠=嘘やごまかしを絶対にしない

名誉=武士が最も希求したもの

忠義=目上の者への服従と忠実

「徳は孤立したものではなく、支えあうことで影響しあい真の徳になっていく」

義(勇気と仁が支える)

礼(信と仁が支える)

忠義(義と礼が支える)

感想

結局は俗にいう「良い人」になりなさい、「良い人」でい続けなさい。

という教えが「武士道」である。

古い考え方ではあるが、良い人そうに見えたり、素晴らしい人に見える人は大体武士道で挙げられた行動をとっているように見える。

それが表だった行動だけであったとして事実、人気者、という得を彼ら彼女らは得ている。

「良い人」であって損はしない。表面上だけでも武士道を身につけられると私たちのような凡人(もしくは凡人以下)であっても少しは得を得られるのではないだろうか。

まずは徳を得ることから始め、得を得る。

私の話ではあるが、私は正直者過ぎて、自分の内を出してしまう。

嘘が苦手だ。

中身が綺麗であるならば、嘘が付けないは美徳だろう。

しかし、中身が汚ければ、嘘が付けないことには美しさの欠片もなくなる。

私のように、中身が汚い者は嘘をつくべきだ。

嘘をついて、武士道の教えに従う。

その実は嘘だが、行動は真実で、その人は良い人になる。

結局のところ中身は関係ない。表面が大事なのだ。見た目も心も行動も。

実際に人気者の中身は知らない。表面上は武士道をしているように見える。

裏では、そうではないかもしれない。

わからない。実際のところはわからない。

わからないなら、やっぱり表面が大事だ。

私たちは表面を磨いて生きねばならん。

武士道を実践し、嘘を磨いて「良い人」を目指す。

武士道では嘘をつくな、というがそこは必要悪だろう。必要な矛盾だ。

嘘をつかないと徳なんて得られない。

あ、最後に。忠義には気を付けないといけない。

これは会社の上司じゃない。社長でもない。

いや、上司でも社長でもいいのだが。

自分が選んだ相手に忠義を持ってもらいたい。

憧れでも、尊敬でも、何でもいい。

自分が選んだ相手に忠義を尽くそう。

その人が将来のあなただ。


ありがとうございました。

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