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【応援したい人がいる】シニアフォトグラファー真由美さん~写真家と人道支援家の描く未来~

🏝Naluプロジェクト🏝
僕には応援したい人がいる 〜シニアフォトグラファー山田真由美さん〜


※今回の記事は2023年1月の書き下ろしです。


みなさんこんにちは
人道支援家のTaichiroSatoです。

皆さんは日ごろから写真を撮りますか?
楽しかった旅行の写真を何度も何度も見返してはニタニタする。
写真ってあとから見ても、楽しく過ごした時間を感じることが出来る。
過去からの素敵な贈り物だと感じることがあります。
今回の投稿は、そんな写真のプロとして(ほかにもたくさんありますがw)、僕の大ファンの写真家の真由美さんについて書いていきます。
僕は彼女の大ファンで、実はつい先日彼女に初めて会うことが出来ました。そしてなんと、写真まで撮ってもらったのです。その後も彼女といろんなことを話しました。彼女と話していると、楽しくて、心地が良くて、どこか自分と似ているような、なんだが同じ方向に向かって一緒に突っ走っているような、そんな気持ちになりました。
とにかく、話ができて嬉しかった。楽しかった。
その時の自分の気持ちに素直に、いまこうしてキーボードをたたいていると自然とリズムが生まれ、もっと彼女のことを応援したい、そんな想いの詰まった記事になりました。

これを読み終えた皆さんが、ちょっとカメラをもって外に出かけたくなるような、そして日常の大切な瞬間を写真に残したくなるような、そんな投稿になれば嬉しく思います。
真由美さんの温かさと、高齢者の方にかける想い、彼女の夢への情熱を僕なりの視点で文字におこしていきたいと思います。

出会い
真由美さんとは、2022年の5月に友人を通じてオンラインで知り合う。
友人から素敵な人がいると彼女を紹介をされ、彼女の活動をいろんな人に知ってもらう為にひと肌脱いでほしい。そんな話に始まり、もちろんやりましょう、と一つ返事で僕は友人の話にのったのであった。

それまで僕は、真由美さんという人を知らなかった。
彼女は、介護士として仕事をする上で、「その人らしく輝く時間を作ること」への気付きと彼女自身の情熱をそこに注ぐため、美容師の資格を取り、写真の勉強をし、更には自分自身が写真に写る側のモデルにもなって、とことん自分の想いに情熱を注ぎ続ける、とても真っすぐな人なのだと知る。
自分がこれだと思うことに猪突猛進。そこへの行動力がとても素敵だ。

そんな彼女の活動は、介護x美容x写真。
彼女は語る。

高齢者がお化粧をして、写真を撮った時、バァっとひらけた笑顔になる。
あの瞬間を他の人にも体験してほしいの。

普段お化粧もお出かけをすることもほとんどない方。
お化粧して楽しくお話しをして、ワクワクの空間を写真に残す。写真を撮ったその日1日がとても楽しい時間であり、写真を見返す度にそんな時間をいつでも思い出せる。

それは、大切な家族と一緒の時間かもしれない。
それは、大好きなパートナーとの時間かもしれない。
そんな時間を作ることに情熱を注ぎ、彼女は活動をしている。
介護と美容とカメラ。その3つのエレメントに彼女の人柄が掛け算になって
彼女のフィルターを通した1枚の写真は、撮影に携わったすべての人たちの宝物になっていくんだなと僕は感じている。

2022年6月。そんな彼女の活動を紹介しよう、もっと多くの人に知ってもらおう。そんなコンセプトのもと、紹介してくれた友人の号令で小さな僕らの応援歌がインスタグラムのライブから始まることとなる。
彼女の応援団を集め、準備期間の約1か月あーだこーだと言いながら、開催したインスタライブ。大きなムーブメントになったかどうかはわからないが、確実に僕たち真由美応援団の第一章は始まったのだった。

インスタライブのURLを張っておくので興味のある方は見てみてくださいね。https://youtu.be/mI8QMLlPMGQ

このライブの後、直接彼女に会うことなく僕は海外医療活動のため中南米ハイチへと出発。
帰国したら写真を撮ってもらう。そんな約束を楽しみにしていた僕。
活動を終えてついに日本へ帰国。ついにその時を迎えることになる。

はじめまして
彼女と知り合ってから半年以上の時間が経ち、自身の帰国を待ってして、ついに僕は彼女と直接会えることになったのだ。
メッセージでのやり取りも、テレビ通話も何回かしているためか(僕自身にはじめましてという概念がほとんどないのもあって)、特別緊張することもなく、少しばかり改札の出口を間違えるトラブルがあったが、待ち合わせの改札をくぐると小柄で黒服の小さなカメラマンは仕事の電話をしているところだった。

(あっ、ども。はじめまして。真由美さん)
(あっ、ども。はじめまして。)

マスクで口元が見えない上に、仕事の電話の邪魔をしないように、お互い会釈しサイレントはじめましてをさっと済ませる。そしてそのまま目的地に向かって歩き出す。
何を隠そう、この日は彼女の厚意で僕の写真を撮ってくれることになっていたのである。
いくらかして彼女の仕事の電話が終わり、全然はじめましての感じがしないねーと笑いながら、
ここであらためて、はじめまして。

お互い自己紹介の必要はないから、最近の仕事はどうかなんて世間話をしながら、写真スタジオに入っていく僕は、スタジオに入った経験がなくひたすらにキョロキョロとあたりを見渡すのであった。

カメラで空間を遊ぶ
スタジオに入ると慣れた手つきで、会場をセッティングしていく。
僕は手伝おうにも機材がわからず、とりあえず買い出し行ってきます!とコンビニへと走り、いつもよりちょっといいコーヒーを買う。帰ってくると既に一通り整っていた。
早速、イメージのすり合わせをする。

準備中の真由美さんをパシャリ。

タイチロくんはさ、人前で話したりもするだろうから、バシッと決まってる写真があったほうがいいよ。あとは流れでいろいろやってみよ。とりあえずジャケット着てみて。

あっはい。

流れに乗っていくしかない初心者の僕は、ただただ言われるがままに行動していく。

へぇー。こっち側の顔はキリっとしててこっち側の顔は柔らかい感じなんだねぇ。

あっそうなんですか?

自分の顔をそんな風に見た事もなかったからびっくりしたのと、カメラを持つ人はそうやって見ているのかと、なんだか新しい世界にお邪魔しているようで楽しくなる。
その後も僕の顔と鏡をまじまじと見ては、僕に撮影に必要な化粧をしていく。実に変な気分だ。

いよいよ、撮影に入る。照明の調整をしたり、ブロックを適当においてみたり、リラックスしたり、カッコつけてみたり。ジャケットの自分はどうも堅苦しくなりがちだが、彼女と会話しながら、いろんなことに応えているとフラッシュが飛び交い、シャッターの心地いい音がリズムよく流れていく。

撮影現場の様子。如何にもプロっぽい。

ふと気が付くと、スタジオの残り時間もわずかになっていてスクラブの写真撮ってないじゃん!と焦る僕ら。やばいやばいと笑いながら急いでスクラブに着替え、ジャケットよりスクラブがやっぱり落ち着くなーと思っていると、

やっぱり着慣れている服はすごくいいね。

そんな彼女のコメントから撮影のラストスパートが始まり、しばらくして撮影は終了したのだった。

撮影中、特にこれといって考えたりこだわったところは個人的にはない。
ただ、準備の時も、カメラを構えている時も、取った写真を確認する時も、とにかく彼女自身が楽しそうだった、というのがすごく印象的だった。
普段の仕事とは違うリラックスした撮影というのもあったのかもしれないが、きっとこんな風に撮影の時間を彼女自身が楽しみ、それがその空間にいる人たちに電波していく。彼女の作り上げているものは写真だけじゃなくて、空間やその日そのものなんだな、とあらためて想像してみた僕なのであった。

夢を語る
撮影の後、仲間とレストランに行く予定を立てていた僕らは(※レストランでの事は次回の投稿をお楽しみに!)、時間が少しあったのでカフェで時間をつぶすことにした。適当に席を見つけ、今日3杯目のコーヒーを僕は飲みながら、彼女の夢の話をしたのを覚えている。
真由美さんは語る。

いつかね。
娯楽の少ない過疎化しているところに
カメラとメイク道具もって周りたいんだ。

子供や孫と離れて、孤独で寂しい高齢者の所に行って、
1日でもいい楽しい日を作りたいんだ。

そして、その日の笑顔の自分を見て
翌日も、その翌日も元気になってもらえる。
そんな活動出来るのが夢なんだ。

仕事はね、その夢を叶える為に頑張っているんだ。

真由美さんインスタグラムより

きっと彼女の中では、そのイメージができているんだろうな。
夢を語る彼女はとても楽しそうだった。

彼女は介護x美容x写真を通じて、
介護施設や自宅に足を運び。写真撮影をする。

外出が難しい高齢者の元へ
「大切な写真」と「幸せな時間」を届ける。
その彼女の情熱を、僕も応援したいと思った。

やりましょう。

いっちょ前に僕は発言をしている。
いつものことだが、根拠のない自信が僕にはある。
もちろん、彼女にはそれができると本気で思っている。
彼女の為に僕に今できること。
彼女の素敵な活動を知ってもらう発信をサポートしよう。
そして、彼女をもっと大きな力でサポートしよう。

例えば彼女のサービスを受け取りたい介護所、訪問看護所はきっと全国にたくさんあるはずだ。モデルケースを作ろう。サポートしてくれる事業所を何カ所か持ってそこを定期的に回ったらうまいこといくんじゃないだろうか。
いろんなアイデアが僕の頭の中をぐるぐると回る。そんな簡単じゃないことはわかっている。でも、やりながら修正していったらいいし、簡単ではないことを実現し達成していくのが、僕の本業でもあるのだ。

というわけで早速、第二回の彼女とのインスタライブを実施。
これが僕ら真由美応援団の第二章。
ここまでの記事を読んで彼女の活動に興味がわいた方には、ぜひ見てみてもらいたい。彼女の夢の話がここでは紹介されている。

【インスタライブ】「写真で生きがいを日本全国に届ける 〜シニアフォトグラファーの新たな挑戦〜 20/02/2023 - YouTube

勝手に立てる僕の帰国後プラン
改めて宣言しておくが、僕は彼女の大ファンである。
帰国をしたら、何カ所かモデルケースになる場所を作るためにサポートをしよう。キャラバンツアーでも、施設周りでも訪問看護ステーション周りでも、必要な人を探していろんな県で場所でアプローチしてみよう。
僕一人で勝手に面白そうだなーと思い妄想しているが、本人に迷惑にならない程度に活動してみようと思う。
僕の帰国後の真由美さん応援プラン。賛同し一緒に応援してくれる人を大募集中だ。


僕の目指す一つのカタチ

応援し、応援される関係。僕が目指している一つのカタチである。
彼女と話していると、違う活動をしているにも関わらず、同じ目的で日々活動している感じがする。情熱の方向性がとても似ている気がする。

僕が彼女と話し感じた事。
彼女も僕と話し何かを感じてくれたのか、ある日の彼女の投稿内容はまさに僕が彼女に伝えたい内容そのままだった。
今回はあえて僕のコトバで表現せず彼女の言葉を借りて、
そのまま僕から彼女への言葉として返すことにしたい。

【国際看護師】
例えば高齢者だからとか
例えば日本人だからとか
例えば人間だから
とかじゃなく
目の前の人を助けたい
例えば賞賛されるからとか
例えば儲かるからとか
とかじゃなく
自分の心が動くかどうか
話しを聞けば聞くほど、命がけの仕事で
自分の仕事とは比較にならないけど
お互いに夢の話をしていたら共通していた。
職種がどうとか
年齢がどうとか
男か女か
とかじゃなく話しができるのが嬉しいと思った。

真由美さんインスタグラム原文ママ

彼女の記事なので主語が国際看護師になっているが、僕の気持ちそのものを表している素敵なコトバだったので紹介させてもらいつつ、この気持ちを彼女にお返しすることにする。
https://www.instagram.com/reel/CosvwOhhVx-/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MmJiY2I4NDBkZg==


終わりに

少し長くなりましたが、今回は僕の応援したい人について書かせてもらいました。
彼女の活動はインスタグラムやHPで見ることができるので是非興味がある方は彼女の活動を覗いてみてもらいたいと思っています。触れたみんなを笑顔にするような、そんな力を彼女は持っているなぁと思い、この投稿がそんな彼女の魅力を少しでも知ってもらうきっかけになったら嬉しく思います。

次回も、僕の【応援したい人がいる】シリーズの書き下ろしを投稿予定です。真由美さんとの撮影の後、仲間といったレストランで僕が感じた「食のつながり」について書いたものをお届けすることとします。
次回もお楽しみに!

Best,
Tai

●投稿内容の撮影写真はコチラ
改めて真由美さん撮影、素敵な写真、楽しい時間ありがとうございました。

●以下、真由美さん ↓紹介↓
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(株)ソーシャルビューティーフォト
代表: 山田真由美さん

介護×美容×写真
介護施設やご自宅に出張して、写真撮影を致します。
外出が難しい高齢者の元へ
「大切な写真」と
「幸せな時間」
を届けに行きます。
山田真由美(@parfait521) • Instagrm
株式会社ソーシャルビューティフォト (s-b-p.co.jp)
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●2022年6月 インスタライブ Vol.2

https://youtu.be/lx5NidW7xbI


【応援したい人がいる】シリーズ✎
taichiroSato_note🌎国際看護師🌎救急集中治療💉|note

僕の応援したい人シリーズがマガジンにまとまりました。
他人もたくさんの僕が応援したい人がこのマガジンの中に入っていますので、ぜひ読んでみてくださいね。


いつも記事を読んでいただきありがとうございます!!記事にできる内容に限りはありますが、見えない世界を少しでも身近に感じてもらえるように、自分を通して見える世界をこれからも発信していきます☺これからも応援よろしくお願いします🙌