映画クレッシェンドを見る〜パレスチナとイスラエルの溝を音楽で乗り越えようとする実話〜
こんばんは。
Taichirosatoです。
パレスチナで臨床心理士をしていた友人に誘われて、
映画「クレッシェンド」を見に行きました。
行ってよかった。
ほんとに良かった。
ぜひ見に行ってみてください。
僕も、誘ってくれた彼も、
両者ともパレスチナでの経験を持ちます。
彼は臨床心理士として。
僕は集中治療看護師として。
直接的であるものにしろ、間接的であるにしろ、
滞在期間中、パレスチナとイスラエルの歴史的な溝、感情的な溝に幾度となく触れました。
この映画が全てではありませんが、両者の深い溝が描かれていました。
その溝に音楽というツールを使ってチャレンジしようとする人たち。
そして結末に待つものとは。
見終わったあと、
自分や友人は、自身の見聞きした実際の経験や
臨床でのジレンマを思い返しながら
この映画の伝えたいポイントに触れ、
うんうん、と頷きつつも
埋まることのない両者の溝に
言葉にしきれないもやもやを抱えました。
パレスチナとイスラエル。
映画の中で、若者が言います。
「これは歴史の物語ではない。家族の物語なんだ。」
僕はイスラエルとパレスチナ両方に友を持ち、
実際に現地で生活をし、検問所、いろんな対立、理不尽に触れました。
どちらがいい悪いを言うわけではありません。
日本人である自分たちには、関係ない、話なのかもしれませんが、この映画を見て僕達が現地で活動する時に医療だけでない、そこにいる人たちの感情模様を知り、皆さんの中でなにか感じるものがあったらいいなと思います。
ぜひ、興味のある方は見に行ってみてください。
オススメです。
Best,
Tai
いつも記事を読んでいただきありがとうございます!!記事にできる内容に限りはありますが、見えない世界を少しでも身近に感じてもらえるように、自分を通して見える世界をこれからも発信していきます☺これからも応援よろしくお願いします🙌