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ぷろおごマガジン

3分で読める文章を、ほぼ毎日のように書きます。おれにケーキとコーヒーでも奢って話を聞いたと思って。まぁ、1日30円以下だけど...。
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2023年6月の記事一覧

6/30 「あえて考えをまとめない、ということについて。」

と、いえば聞こえはいいのだが。わたしは体質的に、ある時期になると途端に「考えをまとめるための装置」がブラックアウトしてしまう。その時期のひとつが今だ。 考えがまとまらない6月の総括を書く。

自分の能力にブレーキをかけてしまっていませんか?あなたのための武力の高め方◆念能力とこころ(上)【ぷろおご伊予柑の大預言】

鼎談:「ぷろおご×伊予柑の大預言」をアーカイブしています。 大預言を読む 今回はスペシャルゲストに素数量子さんをお招きしております。 こちらは鼎談を加筆編集したものです。 念能力とこころ 今回は、人を操る禁断の方法についてお送りします。わたしとあなたというありふれた関係性で発揮される操作系の念能力は取扱注意です! これを読むことで、新たに能力が開花してしまったり、セオリー通りに人を操ることになってその結果どうなっても、我々は一切の責任を持ちませんので、あらかじめご了承

6/28 「完璧にやろうとするな。ごまかしながらやれ。」

ミスをしなかった戦いよりも、ミスをした後にうまく対処した戦いの方が、じつは多くの「経験的戦利品」を遺してくれる。 「ミスしやすい体質で…」と悩むひとへ。

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「あなたは『コミュ障』ではなく、ただの『怠惰な人』ではないですか?」

どうやらきみは、コミュニケーションというものが苦手らしいね。でもきみはたぶん、勘違いをしているだけなんだよ。 きみは、この勘違いから解かれることで、みるみるコミュニケーションがうまくなった、って感じていくことになるはずだ。 きみはいま、近眼になっている。ちかくを見過ぎて、とおくが見えていないんだ。もうすこし、わかりやすく例えてみよう。 いきなり物騒なはなしだけど、これはあくまでコミュニケーションのはなしだ。脱線はしていない。ただ、ちょっと交錯するだけだ。おちついて聞いて

過去を振り返るべきときはいつ?過ぎ去った日々を想うことは健全なのか◆虚しさとは何か(下)【ぷろおご伊予柑の大預言】

鼎談:「ぷろおご×伊予柑の大預言」をアーカイブしています。 大預言を読む 今回はスペシャルゲストに素数量子さんをお招きしております。 こちらは鼎談を加筆編集したものです。 むなしさとはなにか? むなしさは人のいるところならばどこへでも、影みたいについてくる。いなくなったと思ったら物陰からこっちを見てンだ。どうやらあいつらは、オレたちのなくしたからだであるらしい。 むなしさはそこらにいっぱいにいるよな。あれ、誰かのさみしさやむなしさは街にあふれてるけど、オレのが見当たら

6/21 「おもしろさと魅力について。」

古い知人の堀元さんが「レンタルなんもしない人」についてツイートしていたので、感想をかいてみる。 たしかに、レンタルなんもしない人は「レンタルされた後おもしろいこと言う人」だ。それを言うなら、きっと「おこめたべお」は「レンタルおもしろいこと言う人」なんだろう。じゃあ、一体わたしは何をしてるんだろう。

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6/18 「承認欲求をきらう人ほど、それに乗っ取られる。」

ひとには、チヤホヤされたい気持ちがある。それは食欲や性欲とおなじように、わたしたちの先祖が繁栄の過程で、遺伝子という箱に残した「遺品」だ。その呪いは、死んでも解けない。 「チヤホヤされたい」という気持ちを否定する流行りがある。「チヤホヤされなくたっていいんだ」と、その欲求を突っぱねるスタンスだ。わたしはすこし、懐疑的になってきた。

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6/15 「好きなことが見つからない、という人たちへ。」

「好きなことが見つからない」という人は、「そもそも好奇心のおよぶ範囲が狭く、好きになりうることの絶対数が少ない」から、そもそも「好きなことが見つかりづらい」という状態にあるわけです。 「好きなことが見つからない」という問題を解決するには、好奇心の幅を広げていけばいい。それはわかる。しかし、好奇心というものは、どう広げていけばいいんだろう?つぎにぶち当たるのは、その問題だ。というわけで、今日は好奇心について。 「好奇心を広げよう!」といっても、それはそう易しいものでもない。

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あなたが孤独なのは、からだをなくしてしまったからです。人間を駆動させるのは乾杯でした◆虚しさとはなにか(上)【ぷろおご伊予柑の大預言】

鼎談:「ぷろおご×伊予柑の大預言」をアーカイブしています。 大預言を読む 今回はスペシャルゲストに素数量子さんをお招きしております。 こちらは鼎談を加筆編集したものです。 むなしさとはなにか? 素敵なひとときを送っているとき、ふと意識の水面に浮かびあがる泡のようなむなしさを知っていますか。あるひとはそれを孤独と呼び、またあるひとはさみしさと呼ぶそうです。 小さな泡がぷくぷくと意識の底から浮かびあがってきます。 「あ、いまなにかうかんだね」 「なんだろう」 「どこからき

6/13 「多くの人に賞賛される人生というものは、数ある人生のグラデーションのひとつに過ぎない。」

「じぶんの価値を高めたいんです。」 多くのひとが、その明瞭さはさておき、こうした願望、それに基づく思想を抱えたまま生きている。説明不要だ。どんな価値であるか、その目的はなんなのか。それは多様であるにしても。 どうしてひとは、じぶんの価値を求めるのだろう。それは、無価値は耐え難いからだ。ひとの役に立ちたいのは、その方が居心地がよいからだ。 「なんの役にも立たないのに、ここに居てもいいのだろうか。」 そう考え続けるくらいなら、多少のコストを支払ってでも、役に立つことをした

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6/10 「どうしても気力が湧かない時期の、効果的すごし方について。弱者のための生存戦略。」

梅雨に入り、全身に力が入っている。うまく血がめぐらない。日中をただじっとして過ごし、陽が落ちて空気の爽やかさが取り戻されたころに、ようやく動きがあるかどうか。 ジタバタしても始まらない。気力が落ち込んでいるとき、最も効果的なのは、落ちたところでじっと待つことだ。これ以上は落ちることができない。フローリングの冷たさまで伝わってくるような、最も低い場所で。横たわりながら、ただ天井を見上げて過ごす。 もうこれ以上はじっとしていられない。外に出て、空気をあびながら足を動かしたい。

インターネットに心は掬えるか。伝えたいものと伝わるもののあいだ、言葉の海を泳ぐ◆居るのはつらいよ(完)【ぷろおご伊予柑の大預言】

鼎談:「ぷろおご×伊予柑の大預言」をアーカイブします.. 大預言を読む 今回はスペシャルゲストに素数量子さんをお招きしております。こちらは鼎談を加筆編集したものです。 ◼️今回の課題図書 前回までの大預言 とうとう居るのはつらいよ編も最終回を迎えました。今回の課題図書はその読みやすさとおもしろさ、テーマからとくに多くのスラム民を惹きつけました。 どうして失われてしまうということが耐えがたい痛苦をもたらすのか、居るのはつらいよ編の締めくくりとしてお送りするのはそのような

第16回お前の発見を語れ結果発表‼️

第16回 お前の発見を語れコンテスト 【グランプリ作品】 作者の同僚は、職場ですることが少なくなってしまったからか、近々会社を去るようです。そうした状況で「〜する」という視点から「いること」を見つめた作品です。 本作品は、自分にとっての「いる」にはどのような「〜する」がふくまれているのか、考えるきっかけとなるのではないでしょうか。 ご応募いただきありがとうございました‼️ 今月もお待ちしております❗️ 「#お前の発見を語れ」コンテストについて 6月のメイン課題図書

6/7 「自由とは、なにか?あるいは、ものごとを偏った視点で観察することついて。」

多くのひとはおおきな勘違いをしている。すべてから逃れて、何にも縛られないで生きれたらどんなに素晴らしいか。否、まったくもってそんなことはない。何にも縛られないでいるということは、何にも耐えられないということだ。何にも耐えられない人生の自由度なんて、たかが知れている。究極の自由とはなにか?それは自由に囚われないことだ。

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