見出し画像

「自分を変えたいけど、変えれない」 は本当か?

夢は「全ての人が自分の可能性を信じれる社会を作ること」
タイチマンです!

・今日の主張
「今の自分を変えたい!」と思ったら、そのために今やっていることを100個書き出してみる。全てはそこからはじまる。

・前提
普段身の周りで「〇〇したい」「××できるようになりたい」などという会話はよくある。例えば、「もっと痩せたい」「朝起きれるようになりたい」とかそういう身近なところから、「もっとポジティブな人間になりたい」「幸せになりたい」とか根本的なところまで。大体こういう言葉の後には「でもできない」という文脈があることが多い。あまり深く考えずに会話の流れで言っているなら別にいいのだが、本当にそうしたいと心から思っているのだとしたら、本当にその人はどうやってもその目標が達成できずにそう言っているのだろうか?
だとしたら、そう言う言葉に対して「じゃあそうするために今何をしているの?」と聞くと、答えれなかったり、答えたとしても抽象的なアクションで終わってしまっていることが多いのではないだろうか。
今日言いたいことは、自分を変えたいと本気で思ったらまずそのためにやるべきことを100個くらいは言語化して書き出した方がいいと言うことだ。

大なり小なり目標の達成において、個人的にはポイントが3つあると思っている。
①行動が変わらなければ何も変わらない
②具体的に、一枚の写真で表せるほどピンポイントのアクションで
③代わりに何かを捨てること

・ポイント①:行動が変わらなければ何も変わらない
言われてみれば当たり前のことだが、意外にできていないことではないだろうか?何かを変えようと思った時に、本人の意識や目標に関する知識で終わっているのだ。色々なセミナーなどで「なるほど、そうしたらいいのか〜」と多くの人が納得したとしても、実際に行動にうつす人は1割にも満たないと言われている。
行動に結構難しいのだ。だから大切なのは、実際に目標を設定した時に、そのための行動を起こせるかどうかと言うことだ。
「もっと痩せたい」という目標に対して、ダイエット本を10冊読むと言うのは行動のための行動であって、まだ行動ではない。最後行動につながっているかどうかをチェックすることが大切である。

・ポイント②:具体的に、一枚の写真で表せるほどピンポイントの行動で
目標に至る過程として、どこまで具体的に言語化できるかというのが、その目標のための行動をとるハードルを下げる上で大切だ。自分の行動指針を文字で書く意味はここにある。文字に書くと、自分がその行動をどれくらい漠然としたものでしか捉えれていないかということがわかるはずだ。映像で表現できるくらい行動指針を言語化できれば、もはやもうほとんど行動できているようなものだと言っても言い過ぎではないと思う。
例えば、「もっと痩せたい」時どうしよう。ダイエット本を読む。じゃあダイエット本に書かれている内容で自分の生活に取り入れられそうなものはどれだろう。そうか炭水化物を減らせばいいのか。じゃあ炭水化物を普段どれくらい摂っているのだろう。とっている食事を全部写真にとって記録して、1週間分計算してみよう。今度はどれくらいまで減らそう。摂取量を半分にするために、米を半分にしよう。でも意識だけでは半分にし忘れる恐れが高いから、物理的に半分しか食べれないようにしよう。ご飯をそよう茶碗を小皿に変更しよう。などどんどん行動指針を深掘りして、具体的な生活上の行動につなげていくことで、ハードルが下がっていく。

・ポイント③:代わりに何かを捨てること
人生の時間は有限である。自分の体力だって有限だ。あれもこれもとどんどん目標を立てて全部やろうとしても、人一人の限界なんてたかが知れている。だからこそ人は組織を作るのだろうが、こと自分の目標に関しては自分の限りあるリソースの中で対処していかないといけない。だからこそ私がいつも心がけているのは、人生や生活における優先順位だ。一日のうち、やることはいっぱいある。これから一週間でやらないといけないこともたくさんある。でも、その中に実はやらなくてもいいことは案外隠れているものだ。目標を立てると、そのための行動指針として生活の中に組み込んでいかないといけない行動が増えるだろう。それを持ってしても達成したい目標だけ目指せばいいのだが、何かを始めるなら何かをやめるべきだと私は思う。というか、それは実体験に基づくものだ。私もこれまで例えば新しい本を読んで参考になるような内容があれば色々試してきたが、生活に追加するだけではすぐにパンクする。結果、睡眠時間を削るなど優先順位の高いはずのものに手を出してガタガタになったこともある。今の私の優先順位は、自分がいかにご機嫌でいれるかということと家族との関係をよく保つためのこと、であってそれに関係しないことはどんどんやめていっている。不要なことをやめて、生活の時間にアソビを持たせることができれば、新しく決めた目標のための行動指針も案外継続できるものだ。“足したら、引く!” だ。

・結論
以上、自分を変えようと思った時の方法についてポイントを交えて長々書いてきたが、とにかく言いたいことは、行動を変えずに自分が変わることは1000%ない、ということだ。「自分を変えたいけど変わらない」のは「行動が変わってないからだ」というシンプルなことだし、「どう行動を変えるの?」という問いに対してとりあえず100個具体的に言語化しようと言っているだけのことではある。それを継続していくのはまた別の問題も関わってくるが、まずはそこがスタートラインだ、と私は考えている。
「自分を変えたいけど変われない」は本当ではない。「変わる気がない」か「変わる方法を知らない」だけだ。自分を変えるにはどうすればいいか、(正しいかどうかは一旦どうでもいいので)調べたり考えたりして、とりあえず100個書いてみよう!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?