絵本の色々
藤沢駅前での仕事終わり、少し時間ができたので、湘南Tサイトまで足を伸ばす。
湘南Tサイトは蔦屋書店が中心となったショッピングモール?とでもいうのか、パナソニックの工場跡地にできた商業施設なのだが…、最寄りの藤沢駅からも辻堂駅からも適度に離れているので、曜日さえ気をつければ、そんなに混雑することもなく、のんびりと本棚を眺めることができる、お気に入りのお店。
僕がお世話になるのは、いつも、ひとつ離れにある3号館。絵本や児童書のみならず、昆虫や自然に関する書籍も分類を跨いで紹介してあったりして、もう館内にいるだけで脳みそと骨髄がバキバキに刺激を受けて身悶えする。
まずは、3月で仕事を終える学生アルバイトの子に、送別に絵本のプレゼントを探す。
彼女は今、保育士や幼稚園の先生になる勉強をしている身なので、老婆心ながら、子どもたちへの読み聞かせの練習にも適した本として、林明子さんの「こんとあき」を贈ることにした。
ひとり遊びから生まれる「イマジナリーフレンド」は、その子にとって初めての友人であるだけでなく、初めての自我のアウトプット(相対的な自己認識)でもある。子どもが「自分」というアイデンティティを発見する過程において、まずは自我を模擬的に「他」に置き換えることで「他者」を知るきっかけとする事、その過程の重要性や非認知能力の獲得に向けた前段階の心の様子も知ってほしいと願い、「もしかしたら持ってるかも?」とか思いつつも、自分の好きを押しつける。まぁ、上司って、そういうものだから。
自分用には、とうごうなりさ先生の絵本セットを購入。横に添えてあった紙面を読んで、ものすごく共感を覚えたので、これも即決。
子どもたちは身近な自然に興味津々。駐車場の石ころを宝石に、枯れ落ちた葉を金色の織物に変えるまなざし。僕もたくさん知っている。
そんな、子どもたちの生活の中にある「普通の宝物」を、ちゃんと絵本の世界へ切り取って伝えようとする先生の想い…。どんぴしゃ👍
以上。久しぶりにnoteを更新してみたけど、やっぱり書いていて楽しい事は楽しいね。
更新、また頑張ります。
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