【ChatGPT×料理革命】初心者でも自由に作れる“アドリブレシピ”(②検証編)
1. 検証テーマ:ChatGPTで“キムチチャーハン”はどこまで自由に作れるか?
こんにちは!GPTは【知識の遊園地🎡】札幌GPTラボのたいちゃんです🧑🔬
前回の仮説編では、ChatGPTを活用することで料理初心者でも自由に料理を楽しめるのではないかという仮説を立てました。今回は、その仮説を「キムチチャーハン作り」をテーマに検証していきます!
学生寮で普段料理をしない私が挑戦した結果、どのような失敗や発見があったのか、実験結果をお届けします。
2. 検証条件
今回の検証は、以下の条件のもとで行いました。
(1) 冷蔵庫にある余りものを活かす
(2) 買い間違えた材料や不足している食材に対応する
(3) 初心者がつまずきやすい用語や手順を解決する
これらの条件に基づき、キムチチャーハン作りに挑戦しました。
3. 実験結果:4つのトラブルとChatGPTの提案
料理初心者の私が直面したトラブルの中から、特に印象深い4つのエピソードを紹介します。
トラブル1:間違えて白ネギを購入
①状況:レシピには「青ネギを使用」と書かれていました。しかし、冷蔵庫を確認するとネギ類がまったくありません。スーパーで「これが青ネギか!」と思い込んで購入したものの、実際には白ネギだったというミス。
②ChatGPTの提案:
「全く問題はありません!むしろ青い部分には栄養価が高い要素が含まれております。」
③結果:アドバイス通り白ネギを使用し、青い部分を細かく刻んでチャーハンに投入。風味に違和感はなく、美味しく仕上がりました。この経験から、「次はネギの見分け方を覚えよう」と心に誓いました。
【課題】:食材の違いを見分ける知識が不足している点は、初心者の課題として残りました。
トラブル2:余ったニンジンをどう使うか
①状況:冷蔵庫に中途半端に残ったニンジンが1本ありました。レシピには載っていませんが、捨てるのはもったいない。どうすればいいか悩みました。
②ChatGPTの提案:
「ニンジンは細切りにして炒めると甘みが出ます。キムチチャーハンに彩りを加え、味のバランスも整いますよ。」
③結果:ニンジンを細切りにして塩を振り、先に炒めてからチャーハンに加えました。結果、彩りと甘みが加わり、一気に本格的な見た目に!使い切った達成感も大きかったです。
【課題】:余りものを活用する発想は得られたものの、料理全体のバランスを考慮する視点が不足していました。
トラブル3:炊き方ミスでチャーハンが…
①状況:炊飯器でご飯を炊く際、量を間違えて水を多めに入れてしまいました。その結果、炊き上がったご飯がやわらかすぎて、チャーハンには不向きな状態に…。しかし、この問題に気付いたのは調理後、実際に食べる段階でした。
②ChatGPTの提案:
残念ながら、このタイミングではChatGPTに相談できず、具体的な解決策は得られませんでした。
③結果:べちょべちょのご飯をそのまま食べるしかなく、食感には満足できませんでした。このミスは、炊飯時に水加減を確認していれば防げたはずです。
【課題】:事前に基本的な炊飯の方法を確認しておくべきでした。事後対応の難しさが浮き彫りになりました。
トラブル4:「小口切り」の意味がわからない
①状況:レシピに「青ネギを小口切りにする」と記載。しかし、小口切りの意味がわからず、作業がストップしました。
②ChatGPTの提案:
「小口切りは、細長い食材を端から薄く輪切りにする切り方です。」
また、画像での解説をお願いしたところ、近しい写真を提示してくれた(これはこれでとんでもなくすごいこと)ものの、精度はイマイチでした…
③結果:画像を見ても理解できなかったため、結局「なんとなく輪切りっぽく切ればいいのか」と自己流で進めました。この点については、ChatGPTの説明や画像が改善される余地があると感じました。
【課題】:視覚的サポートの精度が不足しており、初心者には改善が必要です。
4. ChatGPTの活躍と課題
今回の実験では、ChatGPTが以下の点で大いに役立ちました:
活躍した点:
①材料不足や買い間違えに柔軟に対応
→ネギがない状況でも「白ネギで代用可能」と提案してくれたおかげで、買い物ミスをリカバリーできました。
②冷蔵庫の余りものを活用
→ニンジンの活かし方を提案され、無駄なく料理を仕上げることができました。
課題:
①炊飯時の知識不足に対応できなかった点
→基本的な調理方法については、事前準備が必要でした。
②視覚的サポートの精度が低い点
→図解が正確でなく、料理用語の理解に苦戦しました。
5. 研究結果:ChatGPTで料理はもっと自由に
今回の挑戦を通じて、以下の成果を得られました:
1. 材料不足や余りものを活かせる提案力
2. 初心者特有のつまずきを解決する柔軟性
3. 調理中の失敗に対するリカバリー能力
ただし、基礎知識の欠如や事前準備の不足については、ChatGPTでは完全にカバーできない課題が残りました。
6. 次回予告:写真下手な私が挑む「札幌の景色を美しく撮る研究」
今回のキムチチャーハン作りでは、料理の味はそれなりに美味しく仕上がったものの、写真に収めてみると…全然美味しそうに見えない!(上記チャーハンを参照ください)自分の下手さにちょっとショックを受けつつ、もどかしい思いをしました。
次回は、そんな「写真下手」を克服するための挑戦です!
テーマは「札幌の景色を綺麗に撮る研究」。いつも見ている札幌の街並みや景色を、写真でどう表現すれば魅力的に伝わるのかをChatGPTのアドバイスを活用しながら探ります。
普段なかなか気にしていなかった「構図」や「光の使い方」、そして撮影のコツを学びながら、苦手と向き合う予定です。
果たして写真が少しでも上手になるのか?次回の研究成果をお楽しみに!🧑🔬