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あじあのおんがく

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2022年5月の記事一覧

フィリピン音楽と僕 1 - まずは馴れ初めから

70年代にヒットしたフレディ・アギラのアナク(息子)や、80年代の女性シンガー マリーンの一連のヒット曲、日本のディスコに出演していたフィリピンバンドの演奏を別にすれば、僕とフィリピンの音楽との出会いは2000年ごろに始まった。 世の中の状況が激変する中、僕の身の回りもそれに流されるように大きく変化しているので、少しここまでの経緯を振り返ってみようと思い立ったので、ここに書き連ねてみようと思った次第。 フィリピンの音楽どころかフィリピン自体に全く興味なし 東南アジアの島国

これだけは聴いとけ!中国女性ラッパー3選!

男性社会であるラップの世界。日米を見渡しても圧倒的に男性ラッパーが多いのですが、中国も例外ではありません。そんな中、中国には女性だけが出演するラップ番組があったり、女性ラッパーが活動しやすい土壌があるような気がしてまして、実際に日本よりも女性ラッパー比率が多いかなと感じます。 そんな中でもとりわけ輝いている中国女性ラッパーを独断と偏見でご紹介します。 中国にもいろいろなタイプのラッパーがいまして、有名番組に出演して実力が大してないのに一気にギャラが上がったラッパーとか。ス

獅子舞ユニット結成!都市の余白を探す、獅子舞生息可能性の視点とは?

2022年1月に、秋田発の3人組の獅子舞ユニット「獅子の歯ブラシ」を結成しました! 私達は地域に根付く伝統的な獅子舞とは異なり、ゲリラ的に様々な都市に出没し、厄を祓って舞い歩きます。 これは獅子舞が生息(存在)していない土地にあえて赴くことで、都市の空間的な余白や人の寛容性など、獅子舞が生息しうるか?という視点によって土地の暮らしを可視化する取り組みです。この取り組みのことを「獅子舞生息可能性都市」と呼んでいます。 訪れた土地で獅子舞を手作りして舞い歩き、その土地の舞いや