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あじあのおんがく

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2022年4月の記事一覧

インドのメタルバンド、Bloodywoodがヤバい。

皆様、ごきげんよう。メタラー歴はなんだかんだで10年以上の弾青娥です。 今回は衝動に任せるがままに、文章を書いて参ります。 今年のフジロックフェスティバル(7月29日~31日)にBloodywoodというニューデリー出身のメタルバンドが来日するとのことで、外国メタルバンドにとっての「鎖国」が破られることになります。 私よりはるかにメタルに詳しい知り合いからの情報で、インドのバンドと知り、大変失礼ながら「もしかしてB級サウンドのメタルバンドじゃない?」との疑念をちょっと抱

コーチェラと宇多田ヒカルと88risingと「Asian Pops」の時代の突端

3年ぶりのコーチェラ・フェスティバル。YouTubeで観てました。特にビリー・アイリッシュがヘッドライナーをつとめた2日目は、とても感慨深いものがあった。いろんな意味で時代の転換点が見てとれた。 驚いたのは直前で宇多田ヒカルの出演が決まったこと。しかもメインステージの「88rising's HEAD IN THE CLOUDS FOREVER」への出演。88risingのショーン・ミヤシロから誘われたということらしい。 88risingといえばアジアのポップカルチャーをグ

インドの音楽・サントゥールの響き:シヴクマール・シャルマ、ザキール・フセイン、ジョン・マクラフリン "Remember Shakti"

サントゥールという楽器をご存じだろうか。ペルシャ発祥の楽器で、イランやインドの古典音楽で登場する。多数の弦を平行に張った台形の木製筐体を、水平に置き(*1)、両手に持った木製のスティック状の撥で叩いて演奏する。木琴や鉄琴の変形のようにも見えるし、あるいはピアノの原型にも見える。 この楽器を始めて知ったのは、35年ほど前だったかインドの古典音楽を少し齧ったときに、シブクマール・シャルマという人の演奏の聞いてのことだ。今、改めて調べてみたら、もともとはインドの古典音楽で使われた