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日本化粧品検定1級・2級併願で一発合格!勉強法・費用・難易度を解説

「専門性が高い特化ライターは稼げる」

とくに医療や金融分野は、その傾向が顕著です。FPの資格に挑戦する方も、結構いらっしゃいますよね。

それなのに私は何の資格もチャレンジせずに、ここまでやってきました。実際、資格がなくても、そこそこ稼げたように思います。

そんな私が資格にチャレンジ!

今回は、日本化粧品検定協会が主催する日本化粧品検定1級・2級を併願受験。その経験についてシェアします。

日本化粧品検定とは

日本化粧品検定は、美容関係者から生涯学習までを対象に、化粧品と美容に関する知識の普及と向上を目指した検定です。文部科学省の後援を受けており、国家資格と民間資格の間に位置づけられています。

その特徴は次の3つ。

  • 各分野の専門家が監修

  • エビデンスに基づく正しい知識の習得

  • 美容の知識が仕事でもプライベートでも役立つ

美容業界で働く人なら取得しておきたい資格のひとつといえます。実際、娘の成人式前撮りのメイク担当女性や先日メイクレッスンしてくれたプロメイクアップアーティストの男性は化粧品検定1級を取得しているとのこと。さらにメイクアップアーティストの男性は、1級の上位資格である「コスメコンシェルジュ」も取得しているそうです。

プロのメイクアップアーティストからメイクレッスンをうけた体験談は、
こちらの記事でシェアしています。よかったら見てください。

日本化粧品検定は、検定創設から10年目を迎えました。延べ受験者数は123万人を突破したそうです。(公式発表)

引用:日本化粧品検定協会

受験会場で受けた印象は、20代を中心とした若い受験者が多い。おそらく美容系の専門学校生が就活のために、もしくは美容系の仕事に就いた20代の子が職場の要請で受験しているのではないでしょうか。

日本化粧品検定1級・2級・3級

日本化粧品検定には1級から3級まであり、それぞれの特徴は次のとおりです。

【3級】:受験料無料

・Web受験
・全20問(合格ラインは16点)
・制限時間20分
・何度でも受験可能

3級合格後、SNS投稿(シェア)&日本化粧品検定協会公式SNSアカウント
(Twitter・Instagram・Facebook)をフォローで、3級合格証書の原本が届きます。

何度も受験できるので、興味を持った方は、こちらからどうぞ!
👇

【2級】:受験料8,800円

・美容皮膚科学を中心に、スキンケア・メイクアップ・生活習慣美容・マッサージなどのトータルビューティーを学ぶ
・全国各地の会場にて受験
・全60問(合格ラインは7割前後)
・試験時間50分

3級はWeb受験でしたが、2級から会場受験となります。チャンスは年2回。出題範囲は3級も含みます。

私は、試験直前1週間の受験対策として毎日3級をWeb受験しました。

ついでに点数をXでシェア。勉強に取り組む様子を毎日発信して、自分にプレッシャーをかけましたよ。

資格取得のためには、テキストと問題集を購入して自主学習する、もしくはスクールに通うのどちらかです。

私はテキストを購入して自主学習しました。説明会を受けた直後に申し込んで、テキストも注文。勉強期間は約2ヶ月でした。

【1級】:受験料13,200円

・化粧品の中身や成分に加え、ボディケア・ヘアケア・ネイル・香り・オーラルケア・化粧品にまつわるルールなど幅広い知識を学ぶ
・会場にて受験
・全60問(合格ラインは7割前後)
・試験時間60分


成分について問われる問題が多く、難易度がアップします。薬機法の知識なども含まれ、美容の仕事に携わる人にとって有益な内容です。

こちらもテキストと問題集を購入して自主学習。対策方法としては、とにかく暗記。昔ながらの方法ですね。

日本化粧品検定の勉強方法

基本は記憶ゲーですが、私は次の手順で勉強しました。

1.いきなり対策問題集で問題を解く

・正答率を計算する
・できなかった問題をチェックしておく

ここで自分の現在の実力を把握しておきます。問題を解くことで、重点的に勉強が必要な単元を見つけるのが狙いです。

2.テキストを単元ごとに読む

・難しいと感じる部分に付箋を貼っておく
・対策問題集で正答率の低かった単元は丁寧に読む

3.模擬テストにチャレンジする

・できなかった問題をチェックしておく
・合格ライン70点にどれだけ足りないか知っておく

テキストと問題集を一巡したあとの実力をはかります。苦手分野を理解し、本番までどのくらいの勉強量が必要かをはかるのが目的です。

4.テキストを読む(二巡目)

・成分など暗記が必要な部分を重点的に読む
・付箋を貼っておく
・貼った部分は何度か読む

5.対策問題集を解く(二巡目)

・時間がなければ1回目に間違えた問題を中心に解く

6.YouTubeで化粧品検定について発信している情報をチェックする

私が参考にしたのは、「公式サイト」と「文系のためのコスメ検定教室」さんです。
公式サイトでは、やっかいな界面活性剤の種類を歌で覚える動画をリピートしました。

「文系のためのコスメ検定教室」のチャンネルは、専門的で難しいのですが、直前総復習に助けられました。検定日7日前から毎日10問ずつライブで解説してくれています。(私はライブの次の日に朝活で視聴させていただきました)

毎朝30分~1時間を約1カ月続けて、2級と1級のどちらも1から6まで一通りできました。併願なので、ちょっときつかったですね。

ポイントは、毎日必ず30分から1時間の勉強時間を確保することです。覚えれば良いのですから、時間をかければ合格する…はず。

受験結果は…合格!

大丈夫だと思いつつ、わからない問題もあるんですよ…。成分系の問題は、老化した脳にはキツイ!

結果は、受験日から約1カ月後とのこと。

ドキドキしながら待っていたところ、今年からWebで結果確認が可能に。メールが届いたときは打ち合わせ中だったので、30分後にアクセスしたら、サーバーダウン?していました。しばらくエラー続きでしたが、1時間後くらいには確認できましたよ。

発表画面は、こんな感じ↓

60点満点で7割前後正解していたら合格です。今回は1級42点、2級40点が合格ラインでした。

私の点数を100点満点に換算すると、1級は約83点、2級は91点くらいだったようです。勉強せずに受験していていたら70点前後だったので、勉強の成果があったようです。

資格取得にかかった費用

実は3年前に、日本化粧品検定協会が主催する説明会に参加して、受験を検討したことがありました。そのときは「受験料高いな…」と断念。

そう。お金がなかったんです…。

しかし、今の私は稼いでいるので課金できます(笑)。

ちょうど薬機法管理者に合格したライター仲間が「化粧品検定にもチャレンジする」と言うので、それに便乗して受験を決意したのでした。

先ほども紹介しましたが、受験には検定料に加え、テキストと対策問題集を購入する必要があります。(この2冊なしには合格は無理です)

受験のためにかかる費用がこちら。

受験料

1級:13,200円
2・3級:8,800円
1・2級併願:19,800円(通常22,000円のところ割引)

テキスト代

1級:1,980円(A5版)もしくは2,530円(A4版)
2・3級:1,870円(A5版)もしくは2,420円(A4版)

対策問題集

1級:2,640円
2・3級:2,200円

私は1・2級併願で申し込み、高い方のA4版テキストを注文しました。
合計すると…

29,590円!

そこそこの出費ですよね。
なお、テキスト&対策問題集はAmazonでは手に入りません。

資格は必要?…の答え

結論から申し上げますと、資格がなくても仕事は受注できます。

では、なぜ受験したのか。

私の答えは

「自信を持って営業するため」

クラウドワークスでプロクラウドワーカーの称号を付与されたときは、そのスクショをポートフォリオに貼り、営業に使いました。

今回も一緒です。
早速、ポートフォリオを更新しました。

「日本化粧品検定1級」

誇らしい気分です✨
資格は、頑張った結果に対する証明書のようなものかもしれません。

私は化粧品会社で7年間働いていたにもかかわらず、強みとしてアピールしてきませんでした。しかし化粧品検定に取り組んでみたところ、まったく勉強していない状態でも6~7割の正答率!

これって胸を張ってもよいのでは?と、やっと気づけました。

そして、資格にチャレンジして、もう一つ気付いたこと。

私、勉強得意かも(笑)

学生時代は、コツコツ勉強するのが得意でした。脳は老化していますが、毎日コツコツ続けるのが得意なので、ある一定以上の成果は出せる!

それから難解であきらめていたシャンプーや化粧品の成分が理解できるようになった!これも大きいですね。

ある程度は理解していましたが、界面活性剤の種類までは理解していませんでした。それが分かるようになった。

楽しいです♪

日常生活にも役立つ日本化粧品検定。次の日程は5月です。よかったら受験してみませんか?



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