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スポーツの最上位目標は「楽しむ」

なんのためにスポーツをしているのだろう。

そう思ったことありませんか?


昨日はAll days sportsさん主催の工藤勇一さんが講演されるオンラインセミナー

スポーツの最上位目標について

に参加しました。

最上位目標が明確になっていれば、何のためにスポーツをするのかふと迷ったときに立ち返る原点になります。

セミナーの参加で新しい気付きがあったので久ぶりにoutputを


スポーツを教えるときに何を大事にするか?

指導現場ではよく「勝つ」ことが最大のテーマだとか「育成」こそ念頭において選手と関わるべきだなんて話されることがあります。僕もこれを聞いてて、各指導者のどの話も納得できましたが、結局どっち?となってたことがありました。


ただ今思うと、その二極化な考えそのものが解を分からなくさせました。


僕の中で腹落ちしたことは「勝つ」ことも「育成」することもそれはどちらも「手段」でしかないということ。


では、「手段」の先にある「目的」は何なのかというと、

子どもたちにスポーツの価値を教えたい時、何が一番大切か

を深めて考えると結論がでやすいです。

あなたにとって何が一番大事ですか?

・努力? ・忍耐? ・団結? ・チャレンジ精神? ・チームワーク? ・勝負? ・運動を楽しむ? ・集団行動? ・礼儀作法? ・友情?   ・・・

では、

チームにとって何が一番大事ですか?

・努力? ・忍耐? ・団結? ・チャレンジ精神? ・チームワーク? ・勝負? ・運動を楽しむ? ・集団行動? ・礼儀作法? ・友情?   ・・・



個人が大事にすることはそれぞれが違っていてもちろんいいです。

ですが、チームにとって大事なことを決めるには対話が必要になります。

そこでチームで対話をしていき、紆余曲折しながら結論にたどりつくと

チームにとって大事にすることは恐らくどのチームでも「運動を楽しく行うこと」になると。

これがスポーツの最上位目標です。


これは移民や難民を多く受け入れてきた欧米諸国で浸透されている概念で、

デンマークサッカー協会十か条でも明記されるほど、国民全員の念頭にある考え方です。


デンマーク少年指導10か条

そこで、やっぱり
スポーツって指導者も選手も「楽しむ」ことを忘れちゃならないよな
と再認識しました。

当たり前のことながら、何度も確認していくことでもあるなと思えました。

対話をするときのルール

これは麹町中学校が取り組んだ内容ですが、対話にたいする考え方を一人ひとりが理解していないと対話になりようがありません。

どんなことが対話において必要かというと

・対話をすると対立が起こる
・対立が起こったとしても、それが当たり前として受け止める
・自分の感情をコントールしながら話す必要がある

この三つを先生も生徒もた頭に入れて対話する習慣をもっているそうです。

対立することは当たり前の現象とお互いに捉えられていたら、そこから折り合いをつけたり、お互いの妥協点を見つけたりすることがスムーズになりそうですね。

最後に

まだまだ書ききれない知って為になったことがありました。

こうやって多くの知見を頂くことが財産になっていくんだなと実感中です。

現在の日本人の「自分に対して」「社会に対して」の意識が低い話
・主体性を引き出す話
・学校の教育改革の話
・脳科学のエビデンスに基づく人の成長の話
  など

また時間を見つけて書きます


ではこのへんで

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