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暑さもストレス

環境省から毎日熱中症警戒アラートが発表されています。
昭和生まれの方なら日射病とか熱射病とか言う方が馴染みあるでしょうか。
気温や湿度と言った環境ストレスには本来体に防御する力が備わっているのですが、年齢や疾病などの要因で防御力が低下したり、水分が補給できなかったり過酷な労働や運動等防御力を超える状態が続くと体が対応できなくなってしまいます。
もともと体には生命活動を保つために危険だと判断すると、副腎皮質からコルチゾールと言うホルモンを放出して危険が去るまで体を緊急状態に保つ仕組みがあります。それは出血し難くするために血液をドロドロにしたり、その血を身体に行き渡らせるために心臓を強く脈打たせ、いわゆるドキドキしている状態にしたり、食欲や性欲を無くしたり、出来るだけ動かなくさようと疲れやすくたりなどです。
これらを続けるためには体にとって緊急には使用しない免疫を犠牲にします。
免疫が元のレベルに戻るには安心できる環境になったと脳に判断されてから24時間後の事であり、それまでは免疫が下がった状態のため、風邪などに罹患しやすくなるのです。

なんだか最近疲れたなーとか食欲がないなぁと感じたら
夏だししょうがないかと仕事などを頑張り続けるのではなく
いったん休憩し、安心できる環境で涼みながらリラックスしましょう。


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