「書く」が、過去の自分を古くする。
なんでだろう、と考えていた。
体感的にはあっという間の一年だったはずなのに、
なぜか今年の春がはるか遠い過去のことのように感じる。
この二律背反の原因を突き詰めると、
それは間違いなく、今年3月からはじめたnoteが関係している。
約10ヶ月間でnoteに投稿したのは、
短編小説90本、エッセイ47本。
当初の自分では想像もできなかった量を書いた。
自信の無さを量で埋めた。
思えば、小説やエッセイという形で
心の中にある漠然とした何かを言語化することは、
「自分とは何